「全建メールマガジン」第7号(2007年7月20日)  配信
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皆さん、こんにちは。
今年は大雨、台風、地震と大災害に見舞われていますが、皆さんのところはい
かがですか。油断は禁物です。身の安全は当然ですが、この機会に家族や地域
の方と改めて防災について話し合ってみてはいかがでしょうか。
それでは「全建メールマガジン7月号」をお届けします。
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■≪目次≫
 ◆トピックス
 ◆機関誌「月刊建設」7月号の紹介
 ◆建設関係施策等の情報‐‐国土交通省など行政機関の報道発表等から‐‐
 ◆最新の建設関係国家資格試験情報
 ◆本会の出版物から
 ◆第526回建設技術講習会寸描
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◆トピックス
○平成19年6月15日 公益認定等に係る政令の制定の立案及び内閣府令の制定
          について 答申
                       内閣府 公益認定等委員会
 公益認定等委員会は、平成19年4月2日に内閣総理大臣から公益認定に係る
 政令の制定の立案及び内閣府令の制定に関する諮問を受け、直ちに審議を開
 始し、11回の審議を経て、結論を取りまとめるに至ったので、ここに答申す
 る。
 ※発表内容は http://www.cao.go.jp/picc/seisaku/hourei/pdf/tousin1.pdf 

○平成18年度表彰式及び第49回通常総会開催
                        全建本部からのお知らせ
 平成19年度6月29日(金)、本会の平成18年度表彰式および第49回通常総会
 が東京・虎ノ門パストラルにおいて開催されました。
 表彰式は約 260名の出席のもと、午前10時30分に開会し最初に鈴木道雄会長
 の挨拶があり、続いて来賓の衆議院議員である国土交通副大臣渡辺具能氏、
 国土交通省技監谷口博昭氏の祝辞がありました。
 表彰は、谷口賞・谷口功労賞・小沢賞・全建功労賞・長期会員・全建賞の順
 序で行われ、鈴木会長から賞状が授与されました。
 第49回通常総会は、午後1時から出席正会員 139名が出席して開催され、初
 めに鈴木会長の挨拶があり、続いて来賓の国土交通省大臣官房技術総括審議
 官鬼頭平三氏および農林水産省水産庁漁港漁場整備部長橋本牧氏の祝辞があ
 りました。議事は「平成18年度事業報告承認の件」・「平成19年度事業計画
 承認の件」など順調に進行し、第5号議案では退任役員に代わる新役員の選
 任が行われ終了しました。
 ※表彰式及び総会の詳しい内容は
  http://www.zenken.com/topics/2007_06/2007_06.html#49soukai 

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◆機関誌「月刊建設」7月号から
○巻頭言 あらまほしき長野県の姿を求めて
                       長野県知事  村井  仁
 (冒頭の紹介)
 1.はじめに
 本県は、本州のほぼ中央に位置し「日本の屋根」とも呼ばれるように、日本
 アルプスなどの険しい山々に囲まれ、幾多の河川の源となるなど、変化に富
 む豊かな自然環境に恵まれています。そして、河川に沿って拓けた肥妖な盆
 地などを中心に都市が発展し、特色ある文化を育みつつ 220万人の県民が暮
 らしています。
 厳しい自然条件の中にあって、先人達の弛まぬ努力により ………
 ※続きは http://www.zenken.com/kikkansi/vol_51/vol_51.html#07

〇巻頭言 都市自然のルーツと湿地・水辺の保全・再生
         東京大学 大学院農学生命科学研究科 教授 鷲谷いづみ
 (冒頭の紹介)
 環境再生の時代ともいえる今日、自然環境の保全・再生の取り組みが世界中
 の都市で進められている。保全・再生のビジョンやプランをつくるうえで、
 めざす「自然」からどのような生態系サービス(生態系が人間社会に提供す
 る便益)を引き出すか、それについての認識の共有が重要である。また、現
 状を分析して、近未来において可能な状態の範囲を明らかにすることも必要
 である。それらと関連して、 ………
 ※続きは  http://www.zenken.com/kikkansi/vol_51/vol_51.html#07 

〇特集 環境の保全・再生・創造への取り組み
 (目次)
  ・国土交通省における環境への取り組み
 ・官庁施設におけるグリーン改修等について
 ・鹿児島県屋久島環境共生住宅について
 ・近畿圏の都市環境インフラのグランドデザイン
  「大阪中央環状線『中環の森』及び周辺地域ワーキンググループ」の検討
  について
 ・一般国道 289号荷路夫バイパスの取り組みについて
 ・「東京湾再生のための行動計画」の中間評価について
 ・釧路湿原自然再生の取り組みについて
 ・自然保護を基調とした住民参画型の港湾環境の取り組みについて
 ・磯焼けに対する取り組み
 ※「月刊建設」7月号の詳細は
   http://www.zenken.com/kikkansi/vol_51/vol_51.html#07 

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◆建設関係施策等の情報
 このコーナーでは国土交通省及び地方自治体の報道発表資料等から、いろい
 ろな建設関係の施策等について情報をお届けします。
○土木施設長寿命化推進政策
             静岡県 全国知事会議 先進政策バンクから要約
 静岡県は地形が急峻でかつ大河川や長い海岸線を有することから、長大橋を
 含めた重要な土木施設が多いが、この大半は高度成長期以降に整備されてお
 り、今後、これらの施設の時間経過による更新時期の集中や維持管理費用の
 増大が懸念されています。
 土木施設の効率的・効果的な維持管理・運営を行うため、また意思決定の客
 観性・説明責任向上のため、アセットマネジメントを導入し、施設の長寿命
 化を目指します。
 (1)土木施設長寿命化計画
 (2)土木施設長寿命化推進事業(H19〜21)
 *関連リンク先 http://www.seisaku.nga.gr.jp/

--------国土交通省報道発表等から--------
〇6月29日 観光立国推進基本計画について
                   国土交通省 総合政策局観光政策課
 観光立国の実現は、観光立国推進基本法(平成18年法律第 117号)に定めら
 れているとおり、地域経済の活性化、雇用の機会の増大、国民の健康の増進、
 潤いのある豊かな生活環境の創造、国際相互理解の増進等の意義を有するも
 のである。同法第10条の規定に基づき、観光立国の実現に関する施策の総合
 的かつ計画的な推進を図るため、ここに観光立国推進基本計画(以下「基本
 計画」という。)を定めることとします。
 ※発表内容は http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha07/01/010629_3_.html 

○6月29日 「道路空間のユニバーサルデザインを考える懇談会」提言につい
      て
                       国土交通省 道路局企画課
 本懇談会は、有識者、関係団体、福祉関連に携わる専門家、行政担当者等か
 ら、多角的なご意見、ご要望を伺い、すべての人々が安全に安心して利用で
 きる道路空間のユニバーサルデザイン化へ反映させようと、設立されたもの
 です。平成18年8月以来、これまで3回にわたって懇談会を開催し、バリア
 フリー化に必要な道路構造の基準の見直しをはじめとして、道路空間のユニ
 バーサルデザイン化について幅広いご議論をいただきました。今般、本懇談
 会において提言が取りまとめられましたので公表いたします。
 ※発表内容は http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha07/06/060629_2_.html 

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◆最新の建設関係国家資格試験情報
○地すべり防止工事士の願書受付が始まる!
 ・受付期間:平成19年6月4日〜7月31日
 ・試験日 :一次試験 平成19年9月8日
       二次試験 平成19年11月17日〜12月8日の間の土曜日
 ・実施機関:(社)斜面防災対策技術協会

○第1種電気工事士の願書受付が始まる!
 ・受付期間:平成19年7月2日〜7月23日
       (インターネットによる受付)平成19年7月2日〜7月30日
 ・試験日 :筆記 平成19年9月30日
       技能 平成19年12月2日
 ・実施機関:(財)電気技術者試験センター

○浄化槽管理士の願書受付が始まる!
 ・受付期間:平成19年7月2日〜7月31日
 ・試験日 :平成19年11月11日
 ・実施機関:(財)日本環境整備教育センター

○RCCM(シビルコンサルティングマネージャ)の願書受付が始まる!
 ・受付期間:平成19年7月2日〜7月31日
 ・試験日 :平成19年11月11日
 ・実施機関:(社)建設コンサルタンツ協会
  
○プレストレストコンクリート技士の願書受付がまもなく開始!
 ・受付期間:平成19年8月1日〜8月31日
 ・試験日 :平成19年10月21日
 ・実施機関:(社)プレストレスト・コンクリート技術協会

○空気調和・衛生工学会設備士の願書受付がまもなく開始!
 ・受付期間:平成19年8月1日〜8月31日
 ・試験日 :空調 平成19年11月24日
      :衛生 平成19年11月25日
 ・実施機関:(社)空気調和・衛生工学会

 ※建設関係資格試験の詳細は
   http://www.zenken.com/sikaku/H19_sikaku.html 

○資格試験に役立つ参考書等の技術図書斡旋割引について
 本会では資格取得に役立つ参考書や様々な技術図書を紹介しています。
 また、全建会員を対象に技術図書割引斡旋サービス(4割引)を実施してい
 ます。
 ※詳しくは http://www.zenken.com/service/service.html 

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◆本会の出版物から
 今月の紹介図書
○「平成19年改訂版 わかりやすい土木工事積算」近日発刊予定!
 ・内 容
  本書は当初、主として公共工事の発注機関の積算の入門者、初心者を対象
  にして出版されましたが、昭和58年度から中央省庁が公共工事の積算基準
  を公開したことに伴い、そのねらいの一つである「受注者の見積り能力の
  向上に資する」という観点も加えて、その対象を発注者職員主体から、公
  共工事の受注者まで広げ、その趣旨に合わせた大幅な内容の改訂増補を行
  ってきました。また、土木工事積算の実務に携わる人に参考になるよう、
  最新の積算に関する情報を盛り込む予定です。
  主な目次は、
  1編 積算の一般的共通事項
  2編 積算の留意点と各種の積算
  3編 下水道工事の積算
  4編 港湾工事の積算
  5編 橋梁工事の積算
  6編 災害復旧事業の積算(査定設計書の作成)
 ※図書の詳しい内容は
   http://www.zenken.com/syuppan/ippantosyo/ippantosyo.html#koujisekisan 

○「平成19年 災害手帳」好評発売中!
 ・内 容
  この手帳は、災害復旧事業を進める実務担当者必携の書となっています。
  今年版の主な改訂点は以下のとおりです。
  @平成18年の凍上災に伴う通知文の掲載
  A「美しい山河を守る災害復旧基本方針」の改訂(平成18年4月)に伴う
   事項について
  B「河川環境の保全が可能となるような工法の基準についての一部改正に
   ついて(平成18年6月21日通知)」に伴う事項について
  C 「緩傾斜堤の設計の手引き」の改訂(平成18年2月)に伴う事項について
 ※図書の詳しい内容は
   http://www.zenken.com/syuppan/saigaikanren/saigaikanren.html#saigaitetyou 

 ※ご購入のお申し込みは
   http://www.zenken.com/syuppan/syuppan.html#KOUNYUU 

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◆第526回建設技術講習会(これからの公共事業のあり方)寸描
 7月11日〜13日新潟市で開催した講習会に、全国から 490名の参加がありま
 した。
 ※その様子は
   http://www.zenken.com/zk_mm/kensyuu_sunnbyou/H19_526/H19_526.html 

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■≪編集後記≫
 今年は7月30日が土用の丑の日です。鰻を食べる日としてご記憶の方も多い
 でしょう。「土用の丑」とはいったいどういう日なのでしょうか。これは、
 中国から伝わった五行説に由来してるそうです。五行説では、立夏、立秋、
 立冬、立春の前日までの18日間を土用としたそうです。丑とは年、月、日、
 時の順序を示すための符号で十二支の二番目のことです。
 夏バテ防止のために鰻を食べるという習慣が定着したのは、江戸時代中後期
 になってからのようです。売り上げ不振に悩んだ鰻屋から、相談を受けた平
 賀源内が「今日は土用の丑の日」と書いた張り紙を出して宣伝し繁盛したそ
 うです。丑の日に「う」の付く物(うどん・うり・梅干など)食べると体に
 良いとの言い伝えがあり、鰻が合致したと言われています。
 いずれにしても猛暑が予想される今年の夏…夏バテ、熱中症等に気を付けて
 頑張ってください。                       (オ)
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