「全建メールマガジン」第18号(2008年6月26日)  配信
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 梅雨の時期、ジメジメうっとうしくて夏の太陽が待ち遠しい季節ですね。しか
 し、梅雨がなければ作物の稔りもなく、夏の水不足や干ばつになってしまうこ
 とも。梅雨は自然を豊かに育む恵みの季節でもあるのです。雨の日には紫陽花
 の咲く小道をお散歩したくなりますね。
 それでは「全建メールマガジン」第18号をお届けします。   
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 ■≪目次≫
  ◆トピックス
  ◆機関誌「月刊建設」6月号の紹介
  ◆建設関係施策等の情報‐‐国土交通省など行政機関の報道発表等から‐‐
  ◆最新の建設関係国家資格試験情報
  ◆本会の出版物から
  ◆第537回建設技術講習会(上水道行政の課題・下水道行政の課題)寸描 
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 ◆トピックス
 ○地方分権改革推進委員会第1次勧告について
  地方分権改革推進委員会から第1次勧告が出されましたので、お知らせいた
  します。
  ※発表内容は
      http://www.cao.go.jp/bunken-kaikaku/iinkai/iinkai-index.html
   
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 ◆機関誌「月刊建設」6月号から
 ○巻頭言 公共事業の品質確保と入札契約制度
                         京都府知事 山田 啓二
  日本列島のほぼ中央に位置する京都府は、264.6万人の人口と 4,612Kuの面
  積を有しています。人口は全国で13番目、面積は国土の 1.2%で、47都道府
  県中31番目の大きさです。ここ京都の地は、北から南まで、豊かな自然・環
  境との調和の精神と、世界に誇る文化が花開き独創的な人材や優れたものづ
  くりの企業を生み出してきた歴史・風土を持っています。また、京都は古く
  から交流の舞台でもあり、国内外との交流により多くの人々が集い、さまざ
  まな新しいものや考え方を受け入れることにより、常に時代を先取りしてき
  た地域でもあります。さて、わが国の経済社会動向は、指標的には息の長い
  景気回復が続いていると言われていますが、地域・中小企業における景気回
  復の遅れや雇用形態の激変など構造的な問題を抱え、原油価格急騰やサブプ
  ライム問題などの外的不安要因もあり、依然として先が見えない状況にあり
  ます。(以下略)
  ※続きは http://www.zenken.com/kikkansi/vol_52/vol_52.html#06
 
 ○巻頭言 評価の説明責任?
        東京大学大学院 新領域創成科学研究科 准教授 堀田 昌英
  公共調達の各段階において「説明責任を果たす」ことへの社会的要求が一段
  と強まっている。行政機関の全ての行為は、社会に対してその根拠を説明し
  うるものでなくてはいけないという考え方自体に異論を挟む余地は少ない。
  しかしどのような方法でその要求に応えるべきかという問いには、多くの答
  えがあってよいはずである。「説明責任」という言葉がaccountabilityの訳
  語として比較的最近造られた語であることはよく知られている。ある全国紙
  を例に取ると、「説明責任」という言葉が初めて紙面に登場したのは1996年、
  同年の出現件数は28件である。以来この言葉の使用は増加の一途を辿り、件
  数は2000年に361件、2007年には630件にも上っている。(以下略)
  ※続きは http://www.zenken.com/kikkansi/vol_52/vol_52.html#06
 
 ○特集 公共事業の品質確保と入札契約制度
  (目次)
   ・公共工事の品質確保に関する最近の動向について
   ・新しい建設生産システムの構築に向けて
   ・建設コンサルタント業務の総合評価落札方式に関する分析について
   ・施工プロセスを通じた検査方式と出来高部分払い方式の試行について
   ・総合評価方式における加算方式の試行について
   ・地方公共団体における総合評価方式の普及促進に向けて
   ・宮崎県におけるワンデーレスポンスの取り組みについて
   ・市町村の総合評価方式導入促進のための島根県における取り組みについ
    て
  ※「月刊建設」6月号の詳細は
       http://www.zenken.com/kikkansi/vol_52/vol_52.html#06
 
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 ◆建設関係施策等の情報
  このコーナーでは国土交通省及び地方自治体の報道発表資料等から、いろい
  ろな建設関係の施策等について、情報をお届けします。
 
 ○6月4日 徳島県のCALS/ECアクションプログラム推進支援広告の掲載
  について                           徳島県
  徳島県では、CALS/ECアクションプログラムの施策として[電子入札][電子納
  品][情報共有]に取り組んでいますが、その一環として平成20年7月から電子
  入札ホームページにCALS/ECアクションプログラム推進支援広告のバナー広
  告を掲示します。
  徳島県CALS/ECアクションプログラム推進支援事業とは、その業務内容がCALS
  /ECの推進に寄与できる業者の広告で、その広告を見ることによってCALS/EC
  に取り組もうとする事業者の一助となるものです。(以下略)
  ※詳細は http://www.pref.tokushima.jp/Generaladmin.nsf/topics/
                          3CB84F76423CB54F4925745D0000AA7B?opendocument
 
 ○5月2日 熊本県橋梁の長寿命化修繕計画について
                                 熊本県
  熊本県においては県が管理する橋長15m以上の道路橋について、従来の「損
  傷が大きくなってから修繕する維持管理」から、「損傷が小さなうちに計画
  的に補修を行い、橋梁の長寿命化を図る予防保全型の維持管理」へ移行し、
  補修等に係わる費用の縮減と地域の道路網の安全性・信頼性を確保するため
  の「橋梁の長寿命化修繕計画」を策定しましたので公表します。
  平成20年4月にスタートしました。(以下略)
  ※詳細は http://www.pref.kumamoto.jp/asp/news.asp?
                                    page_flag=newcome&i_news_no=12884
 
 --------国土交通省報道発表等から--------
 ○6月6日 今後の市街地整備の目指すべき方向について
               国土交通省 都市・地域整備局 市街地整備課
  「今後の市街地整備制度のあり方に関する検討会」は、昨年12月に設置され
  て以降4回にわたり、少子高齢化の進展等の社会経済状況の変化等を踏まえ
  た今後の市街地整備施策、制度のあり方について検討してまいりましたが、
  このたび、報告が取りまとまりましたので公表いたします。(以下略)
  ※発表内容は
      http://www.mlit.go.jp/report/press/city08_hh_000001.html
 
 ○5月29日 電子納品要領・基準類及びCAD製図基準の改定について
                    国土交通省 大臣官房 技術調査課
                国土交通省 国土技術政策総合研究所
                 高度情報化研究センター 情報基盤研究室
  国土交通省では、CALS/ECの一環として平成13年度より直轄事業における成
  果品の電子納品を進めています。
  今回改定した「工事完成図書の電子納品要領(案)」、「土木設計業務等の
  電子納品要領(案)」、「デジタル写真管理情報基準(案)」並びに「CAD
  製図基準(案)」は平成21年1月以降に契約を締結する直轄工事・業務から
  適用します。(以下略)
  ※発表内容は
      http://www.mlit.go.jp/report/press/kanbo08_hh_000009.html
   
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 ◆建設関係資格試験情報
 ○「土木学会認定技術者資格制度」について
                       (社)土木学会 技術推進機構
  土木学会では、倫理観と専門的能力を有する土木技術者を評価し、これを社
  会に対し学会が責任を持って明示することを目的に、「土木学会認定技術者
  資格制度」を設けており、現在3千名弱の方が土木学会認定技術者として登
  録されています。
  本年度からは、土木学会会員以外の方についても門戸を拡げ、資格を認定す
  ることとなりました(特別上級技術者を除く)。
  「上級技術者」と「1級技術者」の筆記試験は9月6日(土)、「2級技術
  者」の筆記試験は10月19日(日)に行われます。なお、受験申込み期間は、
  6月30日(月)までとなっておりますのでご注意下さい。
  ※詳しくは http://www.jsce.or.jp/opcet/index.shtml
 
 ○「シビルコンサルティングマネージャー(RCCM)」について
                      (社)建設コンサルタンツ協会
  6月2日より「シビルコンサルティングマネージャー(RCCM)」の受験
  願書の受付が開始されます。この資格の役割は、設計業務共通仕様書(国土
  交通省)において規定している管理技術者・照査技術者として、業務に関す
  る技術上の事項を処理し、または業務成果の照査の任にあたるものです。
  ※詳しくは http://www.jcca.or.jp/
 
  ※主な建設関係資格試験の一覧は
      http://www.zenken.com/sikaku/H20_sikaku.html
 
 ○技術試験合格体験記
  本会HPでは、技術系公務員の方々の資格取得体験記を掲載しています。
  ※詳しくは 
      http://www.zenken.com/sikaku/taiken/taiken2008/taiken_200804.html
  
 ○資格試験に役立つ参考書等の技術図書斡旋割引について
  毎年本会では、資格取得に役立つ参考書や様々な技術図書を機関誌「月刊建
  設」5月号で紹介しています。
  なお、本会HPにて、全建会員を対象にした技術図書割引斡旋サービスの頁
  を掲載しておりますのでご覧下さい。
  ※詳しくは
      http://www.zenken.com/service/gijututosho/2008gijututosho.html
 
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 ◆本会の出版物から
 〇今月の紹介図書
  「平成20年 災害手帳」販売中!
  本図書は、災害復旧事業を進める実務担当者必携の書となっています。  
  ※詳しくは http://www.zenken.com/syuppan/saigaikanren/
                                       saigaikanren.html#saigaitetyou
  ※購入のお申し込み方法は
      http://www.zenken.com/syuppan/syuppan.html#KOUNYUU
  
 ○新規発行図書
  0.3秒60点の世界「幸せ多い国づくりへの実践」6月30日より販売開始!
  本図書は、主に執筆者の体験をもとに社会資本整備の進め方を論じた実学の書
  となっています。
  ※詳しくは
      http://www.zenken.com/syuppan/ippantosyo/ippantosyo.html#wagakokudo
  ※購入のお申込み方法は
      http://www.zenken.com/syuppan/syuppan.html#KOUNYUU
 
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 ◆第537回建設技術講習会(上水道行政の課題・下水道行政の課題)寸描
  6月18日〜20日水戸市で開催した講習会に、全国から 210名の参加がありま
  した。
  ※その様子は
    http://www.zenken.com/zk_mm/kensyuu_sunnbyou/H20_537/H20_537.html
 
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 ≪編集後記≫
  我が家の近くでは田植え後の田んぼで雨蛙たちがにぎやかに鳴き、お隣の庭
  先では紫陽花がきれいに咲いています。「紫陽花の葉っぱにカタツムリ」と
  は絵になる構図ですが、紫陽花の葉はシアンを多く含んでいるので、実際に
  はカタツムリは紫陽花の葉には乗らないのだそうです!
  やがて梅雨が明けると、太陽がいっぱいに照りつける夏がめぐってきます。
  気温も高くなり、程よく冷えたビールが美味しい時期になりますね。(春)
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