「全建メールマガジン」第87号(2014年3月27日) 配信
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  いつも全建メールマガジンをご愛読いただきありがとうございます。全建メー
  ルマガジンでは建設関係者に役立つ情報等をお届けいたしますのでご覧下さい。
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  ■≪目次≫
   ◆トピックス
   ◆建設関係施策等の情報‐‐国土交通省など行政機関の報道発表等から‐‐
   ◆建設関係資格試験情報
   ◆公共工事品質確保技術者資格制度について
   ◆第602回建設技術講習会(都市行政の課題、河川行政の課題)寸描
   ◆図書のご案内
   ◆機関誌「月刊建設」3月号から
   ◆「伝承プロジェクト」〜全建出前講座〜制度について
   ◆建設系公務員賠償責任保険の中途加入について
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  ◆トピックス
  ○津波防災地域づくりに関する法律に基づき全国初の推進計画が作成
   静岡県焼津市が津波防災地域づくりに関する法律(以下「津波法」という)
   に基づく津波防災地域づくりを総合的に推進するための計画を作成しました。
   津波法に基づく推進計画の作成は全国初となります。
   ※詳細は http://www.mlit.go.jp/report/press/sogo08_hh_000077.html
  
  ○社会資本の維持管理に係る研修の充実・強化について
   国土交通省では確実な維持管理が行えるよう、従来の取組みに加え、来年度
   より実務的な点検の適切な実施・評価に資する研修体制を充実・強化するこ
   ととしました。また、技術者不足が指摘されている地方自治体等への技術的
   支援の一環として、この研修への地方自治体等職員の参加を呼びかけること
   としています。なお、技術事務所等での養成目標人数(研修の規模)は、道
   路分野5千人、河川分野1千人、港湾分野7百人です。この目標は、5年間
   で国の出先機関で必要な研修生に加えて、全ての地方自治体等から1名以上
   の研修員を受け入れる枠を確保するものです。
   ※詳細は http://www.mlit.go.jp/report/press/sogo03_hh_000057.html
  
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  ◆建設関係施策等の情報
   このコーナーでは国土交通省及び地方自治体の報道発表資料等から、いろい
   ろな建設関係の施策等について、情報をお届けします。
  
  ○「どぼくま新聞」の発行について
   建設産業は、社会資本の整備ばかりではなく地域の雇用や経済を支える熊本
   県の基幹産業です。しかしながら、近年の公共投資の減少などによる疲弊、
   若年入職者の減少、高齢化が進み、技術や技能の承継、さらには将来的な品
   質確保が懸念されている状況です。
   熊本県では、将来の担い手確保対策として、工事現場見学会やインターンシ
   ップの支援など建設産業のイメージアップに取り組んでおります。
   建設産業に直接関わる機会の少ない小中学生を対象に、建設業の役割などを
   情報発信し、将来の担い手となってもらうため「どぼくま新聞」を発行し、
   県内の全ての小中学校に配付しました。
   ※詳細は http://www.pref.kumamoto.jp/soshiki/91/dobokuma.html
  
  ○松江高専では、エンジニアの仕事の魅力をマンガで伝える『エンジニア×エ
   ンジニア』シリーズを制作しています
   「松江だんだん道路」が平成25年3月に開通しました。この区間にある縁結
   び大橋(松江第五大橋)の建設を題材として、島根県庁に就職した女子学生
   (主人公)が、橋の企画に携わり、多くの課題を乗り越えながら完成させる
   ストーリーを描いた作品です。この作品は、島根県土木部の協力を得、構成
   したものです。(2013年3月発刊)
   ※詳細は
   http://www.matsue-ct.ac.jp/index.php/submenu-list-junior-engeng/
                                          submenu-list-junior-engeng-v3
  
  ○DOVOC通信ながさきは、長崎県の土木の“いま”を伝えるページです
   DOVOC通信ながさきは、平成19年8月から、年に3回、発行しています。
   長崎県の土木の”いま”を県民の皆様に伝えするために、道路などの整備状
   況、人を紹介するズームアップ、長崎県の土木遺産など旬の情報が満載です。
   最新号は、平成26年3月発行のNo.22号です。
   ※詳細は
    http://www.pref.nagasaki.lg.jp/bunrui/machidukuri/kokyo-jigyo/
               httpwww-doboku-pref-nagasaki-jppublicindex-html/dovoc22/
  
  ------国土交通省報道発表等から--------
  ○国土交通省土木工事積算基準等の改定について
   国土交通省では、土木工事の積算基準については、維持修繕工事が新設工事
   に比べ手間がかかり、人件費や機材のコストも割高になりやすいこと等を考
   慮し、「橋梁補修用ぶがかり歩掛の新設」「維持修繕用歩掛の改定」「間接
   工事費率の見直し」を行っています。加えて「地盤改良用歩掛の新設」を行
   うほか、施工実態の変化が確認された工種について既存歩掛の改定を行いま
   す。また、東日本大震災の被災3県(岩手県、宮城県、福島県)においては、
   施工状況を考慮し、「建設機械等損料の割増し率の見直し」及び「東日本大
   震災の被災地で適用する土木工事標準歩掛の改定」」を行います。
   ※詳細は http://www.mlit.go.jp/report/press/kanbo08_hh_000253.html
  
  ○「平成26年度歴史的風致維持向上推進等調査」に関する提案の募集について
    国土交通省では、良好な景観や歴史的まち並みの形成の推進を図るため、
   「平成26年度歴史的風致維持向上推進等調査」を実施します。今回、本調査
   に関する提案の募集を行うこととなりました。
   ※詳細は http://www.mlit.go.jp/report/press/toshi10_hh_000153.html
  
  ○「道路政策の質の向上に資する技術研究開発〜研究募集の審査結果〜」
                                                                について
   国土交通省道路局では、「学」の知恵、「産」の技術を幅広い範囲で融合し、
   道路政策の質を一層向上させるため、平成16年10月より新道路技術会議を設
   置されています。平成26年度から取り組む技術研究開発の募集を実施したと
   ころ、50件の応募がありました。応募いただいた技術研究開発について、平
   成26年3月10日に開催されました「第24回新道路技術会議」(委員長 石田
   東生 筑波大学大学院教授)において審査を行った結果、6件が採択されま
   した。
   ※詳細は http://www.mlit.go.jp/report/press/road01_hh_000402.html
  
  ○建設業法等の一部を改正する法律案について
   近年の建設投資の大幅な減少による受注競争の激化により、ダンピング受注
   や下請企業へのしわ寄せが発生した結果、離職者の増加、若年入職者の減少
   等による将来の工事の担い手不足が懸念されています。また、維持更新時代
   の到来に伴い、解体工事等の施工実態に変化が発生しています。このため、
   建設工事の適正な施工とその担い手の確保を図るため、ダンピング対策の強
   化、維持更新時代に対応した適正な施工体制の確保等の所要の措置を講ずる
   ため、建設業法等の一部改正を行うこととされ、3月7日閣議決定されまし
   た。
    ※詳細は
    http://www.mlit.go.jp/report/press/totikensangyo13_hh_000248.html
  
  ○「海岸法の一部を改正する法律案」について
   津波、高潮等に対する防災・減災対策を推進するとともに、海岸管理をより
   適切なものとするため、減災機能を有する海岸保全施設の整備の推進、海岸
   保全施設の適切な維持管理の推進、水門等の操作規則等の策定、海岸協力団
   体制度の創設等の所要の措置を講ずるため、海岸法を一部改正することとし、
   3月7日閣議決定されました。
   ※詳細は
   http://www.mlit.go.jp/report/press/mizukokudo03_hh_000747.html
  
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  ◆建設関係資格試験情報
   来月は下記の資格試験の受験願書受付が始まります。
   『技術士』(二次試験)
   〈願書受付期間〉平成26年4月14日(月)〜5月8日(木)
   〈試験日・筆記〉  〃 8月2日(土)
           (総合技術監理部門の必須科目)
           平成26年8月3日(日)
           (総合技術監理部門を除く技術部門及び総合技術監理部門
            の選択科目)
   〈試験日・口頭〉平成26年11月から平成27年1月までの予め通知する1日
   ※詳細は(公社)日本技術士会 http://www.engineer.or.jp/sub02/
  
   『建築士(一級)』
   〈願書受付期間〉平成26年5月8日(木)〜5月12日(月)
                          (受付場所における受付)
           平成26年4月11日(金)〜4月21日(月)
                        (インターネットによる受付)
           平成26年4月7日(月)〜4月21日(月)
                             (郵送による受付)
   〈試験日(学科)  〉平成26年7月27日(日)
   〈  〃(設計製図)〉  〃 10月12日(日)
  
   『建築士(二級・木造)』
   〈願書受付期間〉平成26年4月10日(木)〜4月14日(月)
                          (受付場所における受付)
           平成26年3月24日(月)〜3月31日(月)
                        (インターネットによる受付)
  
   〈試験日・二級(学科)〉平成26年7月6日(日)
   〈  〃 (設計製図)〉  〃 9月14日(日)
   〈試験日・木造(学科)〉  〃 7月27日(日)
   〈  〃 (設計製図)〉  〃 10月12日(日)
   ※詳細は(公財)建築技術教育普及センター  http://www.jaeic.or.jp/
  
   『土木施工管理技士(1級・2級)』
   〈願書受付期間・1級〉 平成26年4月1日(火)〜4月15日(火)
   〈  〃    2級〉   〃 4月14日(月)〜4月28日(月)
   〈試験日・1級(学科)〉  〃 7月6日(日)
   〈  〃   (実地)〉  〃 10月5日(日)
   〈試験日・2級(学科・実地)〉平成26年10月26日(日)
   ※詳細は(一財)全国建設研修センター  http://www.jctc.jp/exam
  
   『地質調査技士』
   〈願書受付期間〉平成26年4月中旬〜5月中旬
   〈試験日〉平成26年7月中旬
   ※詳細は(一社)全国地質調査業協会連合会
   http://www.zenchiren.or.jp/geo_comp/index.html
  
   ※受付期間等が変更になる場合があります。詳細は各試験主催団体までお問
    合せください。
  
  ○技術資格試験合格体験記
   本会HPでは、技術系公務員の方々の資格取得体験記を掲載しています。こ
   れらを参考にして、資格取得に挑戦してみてはいかがでしょうか。
   ※詳細は
   http://www.zenken.com/sikaku/taiken/taiken2012/taiken_201204.html
  
  ○資格試験に役立つ参考書等の技術図書割引斡旋について
   資格取得に役立つ参考書や様々な技術図書の割引斡旋を機関誌「月刊建設」
   5月号で紹介しています。
   ※詳細は http://www.zenken.com/service/gijututosho/gijututosho.html
  
   ※主な建設関係資格試験の一覧は
   http://www.zenken.com/sikaku/H24_sikaku.html
  
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  ■公共工事品質確保技術者資格制度について
  ○平成26年度につきましては、全国9都市で資格試験及び登録更新講習を実施
   する予定です。
   詳細につきましては、4月中旬にHPにて公表する予定です。
   ※詳細は http://www.zenken.com/hinkaku/hinkaku.html
  
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  ◆第602回建設技術講習会(都市行政の課題、河川行政の課題)寸描
  ○2月26日〜2月28日佐賀県佐賀市で開催した講習会に、全国から 255名の参
   加がありました。
   ※その様子は
    http://www.zenken.com/zk_mm/kensyuu_sunnbyou/H25_602/H25_602.html
  
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  ◆図書のご案内
  ○消費税率の変更に伴う図書代金の変更について
   平成26年4月1日より消費税率の改定に伴い、定価が変更となります。なお、
   本体価格に変更はございません(流量観測野帳を除く)。消費税率を5%か
   ら8%に変更いたします。
  ○消費税率の変更に伴う図書お申込のスケジュールについて
   消費税率5%の適用期限は下記のとおりとなりますのでご注意願います。
  ・赤坂事務所で直接購入する場合:3月31日(月)17時まで。
  ・郵送で購入する場合:3月26日(水)17時のお申込まで。
   お申込に関するスケジュールの詳細については、下記HPでご案内しており
   ますのでご確認をお願いいたします。
   ※詳細は http://www.zenken.com/syuppan/syuppan.html
  
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  ◆機関誌「月刊建設」3月号から
  ○巻頭言 群馬県の社会資本の戦略的な維持管理・更新〜はばたけ群馬・県土
   整備プランの推進〜
                          群馬県知事 大澤 正明
   群馬県は、関東地方の北西部に位置し、新潟県境の大水上山に源を発する流
   域面積が日本一の「坂東太郎 利根川」が県の中央を流れています。(以下略)
   ※続きは http://www.zenken.com/kikkansi/vol_58/vol_58.html#M03
  
  ○巻頭言 社会資本の維持管理・更新を担う技術者諸君へ
                     岐阜大学 理事・副学長 八嶋 厚
   新しい年が明けてしばらく経つが、2014年は甲午(きのえうま)の年である。
   「甲」は物事の始まりを意味し、前の十年に通用していたものが通用しなく
   なることを表す。(以下略)
   ※続きは http://www.zenken.com/kikkansi/vol_58/vol_58.html#M03
  
  ○特集 社会資本の戦略的な維持管理・更新〜現場における先進的な取組み〜
  (目次)
  ・今後の社会資本の維持管理・更新のあり方について(答申)
  ・岐阜県の人材育成とリスクマネジメントを考慮した維持管理の取組み
  ・新潟市における持続可能な橋梁維持管理に向けた取組みについて
  ・高速道路の維持管理・更新の高度化に向けた取組みについて
  ・河川における施設管理の高信頼化のための取組み
  ・港湾施設の計画的な維持管理について
   ※「月刊建設」3月号の詳細は
    http://www.zenken.com/kikkansi/vol_58/vol_58.html#M03
  
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  ◆「伝承プロジェクト」〜全建出前講座〜制度について
  ○本会では、本会の地方協会等を対象に技術の伝承を目的とした官公庁等技術
   者の貴重な体験や取り組みについて、地方協会間を講師派遣の出前講座で結
   ぶ制度を今年度より実施しています。
   当面、出前講座の分野を「東日本大震災の対応や復興に関する事項」とし、
   講演会等を実施する地方協会の希望により、宮城県建設技術協会又は福島県
   建設技術協会より講師を派遣することとしています。
   講師派遣費用(2名/1回まで)の全額、実施運営費の一部(上限4万円)
   は、本会が負担します。
   平成25年度は、8協会から講師派遣の依頼をいただきました。
   なお、上記のテーマに拘わらず、講師の派遣を希望する協会についてもご相
   談ください。貴重な体験や新しい取り組みの伝承に是非ご協力ください。
  
   お問い合せ先 担当:事業課 下野、高野、戸村
   MAIL:kensyu@zenken.com TEL:03-3585-4546 FAX:03-3586-6640
  
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  ◆建設系公務員賠償責任保険の中途加入について
  ○全建の建設系公務員賠償保険は一般の公務員賠償保険とは異なり、個人責任
    を追及する訴訟を提起された場合(民事訴訟・住民訴訟の裁判になった場合)
   だけではなく、建設系公務員を取り巻く訴訟リスクにも対応する特約を備え
   ているなど補償内容が厚くなっています。
   安心して公務に従事していただくため、未加入の会員の方はぜひご検討下さ
   い。
   本保険は、いつでも中途加入が可能で、保険料は月割り計算となります。
   (公務員で全建正会員の方のみが対象です。)
   ※本保険の特徴など、詳細は
   http://www.zenken.com/service/hoken/hoken.html
   お問い合せ先(取扱代理店):建栄サービス(株)
   MAIL:kenei-s-hp@kenei-s.co.jp TEL:03-5298-6340 FAX:03-5298-6341
   団体保険契約担当:会員課 春日、竹村
   MAIL:kaiin@zenken.com TEL:03-3585-4546 FAX:03-3586-6640
  
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  ≪編集後記≫
  3月も終わりに近づき、やっと暖かさを感じられるようになりました。2月末
  には関東地方でも観測史上初の大雪となり、建物の倒壊や交通機関が麻痺する
  など、大きな被害を受けました。3月に入っても寒さが一向にゆるまず、厚手
  のコートが手放せない状況でしたが、ここ最近、やっと春らしい暖かい日が続
  いています。そうなると桜の開花が待ち遠しくなります。関東の開花予想では、
  3月末頃と予想されているので、このメールマガジンが届いた頃には桜も咲き
  始め、新年度を迎える頃は満開になっていることと思います。満開の桜を見て
  気持ちも新たにして、仕事に取り組みましょう。(洋)
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