「全建メールマガジン」第14号(2008年2月20日)  配信
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  冬さなかといえ、春の日差しが、かすかに感じられる季節になってきました。
  この時期行われる初午祭は春の訪れを祝う祭りであり、一年の中で最も運気の
  高まる日とされています。特に立春を迎える2月最初の午の日をもって運気最
  高の日と仰ぎます。また、春のはじめに食べる七草粥は、一年の邪気を払うも
  ので、平安時代は汁物として、そして室町時代では若菜を入れた粥として食べ
  るようになったとのことです。初午祭、七草粥とも古くから伝わってきた日本
  文化の命を感じさせてくれます、そこで培われた精神性や本来の意味を理解し、
  広く伝えていきたいものです。それでは全建メールマガジン第14号をお届け
  します。
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  ■≪目次≫
   ◆機関誌「月刊建設」2月号の紹介
   ◆建設関係施策等の情報‐‐国土交通省など行政機関の報道発表等から‐‐
   ◆最新の建設関係国家資格試験情報
   ◆第534回建設技術講習会寸描
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  ◆機関誌「月刊建設」2月号から
  ○巻頭言 「県民くらし満足度日本一」を目指して
                          静岡県知事 石川 嘉延
   静岡県は日本のほぼ中央に位置し、北部には富士山、南アルプスなど3000m
   級の山岳地帯がそびえ、南には太平洋に面した 500qを超える海岸線を有し
   ています。風光明媚で豊かな自然と温暖な気候とともに、東西交通の要衝の
   地にあり、古くから産業・文化が集積した地域として発展してきました。
   近年は、こうした地の利も活かしながら、県勢の発展を確かなものとするた
   め、空港・道路・港湾等の交通施設、河川・砂防等の治山・治水施設など、
   多岐にわたる社会資本整備に積極的に取り組み、社会経済活動や県民生活の
   一層の発展、向上に努めてきました。(以下略)
   ※続きは http://www.zenken.com/kikkansi/vol_52/vol_52.html#02
  
  ○巻頭言 アセットマネジメントはリスクマネジメント
     京都大学経営管理大学院工学研究科都市社会工学専攻教授 小林 潔司
   わが国では、高度経済成長期を通じて膨大な社会インフラが整備された。近
   い将来、それらの社会インフラが、リニューアルの時機を迎える。少子長寿
   社会の到来により、財源調達が困難となることが予想されるなか、社会イン
   フラの長寿命化を可能な限り達成し、リニューアルを計画的に実現していく
   ことの必要性が認識されている。このような問題意識を背景に、過去10年の
   間に、社会インフラの維持・更新技術、アセットマネジメント技術が著しく
   発展した。
   おりしも、2007年9月、旧証券取引法が金融商品取引法(J−SOX法)に
   改題され、企業は2008年4月1日以降に開始する事業年度から、内部統制報
   告書と代表者確認者の提出が求められる。J−SOX法では、企業のコンプ
   ライアンスを高めるために、トップダウン型の内部統制(業務の有効性及び
   効率性、財務報告の信頼性、事業活動に関わる法令等の遵守、並びに資産の
   保全の4つの目的が達成されていること)の確立を企業に求める。
   (以下略)
   ※続きは http://www.zenken.com/kikkansi/vol_52/vol_52.html#02
  
  〇特集 社会資本の維持管理
   (目次)
    ・社会資本の戦略的維持管理
    ・大阪市の橋梁維持管理の現状について
    ・河川管理の充実に向けて
    ・アセットマネジメント手法を活用した下水道施設の管理・運営
    ・志布志港新若浜地区水深14m岸壁の維持管理計画の紹介
    ・老朽化した防波堤の改修について
    ・官庁施設の大規模リニューアル導入ガイドライン(案)について
    ・UR賃貸住宅の新たな再生・活用の方向性について
   ※「月刊建設」2月号の詳細は
    http://www.zenken.com/kikkansi/vol_52/vol_52.html#02 
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  ◆建設関係施策等の情報
   このコーナーでは国土交通省及び地方自治体の報道発表資料等から、いろい
   ろな建設関係の施策等について情報をお届けします。
  
  ○「第2回・国と地方の定期意見交換会」後の記者会見について
                         地方六団体
                                 (全国知事会)
                          (全国都道府県議会議長会)
                                         (全国市長会)
                               (全国市議会議長会)
                                  (全国町村会)
                                 (全国町村議会議長会)
   1月21日(火)「第2回国と地方の定期意見交換会」後に、都道府県会館にお
   いて地方六団体会長による共同記者会見が行われました。
   記者会見では、地方六団体の「道路特定財源確保緊急対策本部」の設置及び
   『地方の道路整備を困難にし、地方財政を一層危機に陥れる「暫定税率の廃
   止」に反対する緊急共同声明』を発表しました。(以下略)
   ※発表内容は http://www.nga.gr.jp/news/f_news_new.html
  
  ○道路特定財源の暫定税率期限切れに伴う影響について
                                  山梨県
   山梨県では道路特定財源の暫定税率が撤廃された場合の影響について、ホー
   ムページで次のように説明しています。
    1.自動車利用者の皆様が負担されているガソリン代などの一部が、道路
          特定財源として道路の維持管理や整備に活用されています。
    2.現在、立ち遅れている道路の整備を進めるため、本来の税率を暫定的
          に引き上げて(暫定税率と言われています)、負担をお願いしています。
    3.この暫定税率が撤廃されますと、道路整備の財源が激減し、本県の道
          路事業は中止若しくは道路の開通が大幅に延期されることになります。
    4.歩道のない通学路、多発する通交止め、老朽化する橋など県民の皆様
          が使う道路にはまだ多くの課題があります。(以下略)
   ※発表内容は
      http://www.pref.yamanashi.jp/barrier/html/douroseibi/84907517553.html
   なお、同様の主旨のホームページ上の記載が、岡山県・広島県・山口県・沖
   縄県など多数の県で見られます。 
  
  ○瀬戸大橋開通20周年記念「瀬戸大橋スカイツアー」参加者募集について
                                  岡山県
   瀬戸大橋開通20周年を記念すると共に、瀬戸大橋の利用促進を図るため、瀬
   戸大橋開通20周年記念事業岡山県実行委員会、同香川県実行委員会及び本州
   四国連絡高速道路株式会社では、共催で別添のとおり「瀬戸大橋スカイツアー」
   を実施することとし、参加者を募集しますので、お知らせします。
   (以下略)
   ※発表内容は
      http://www.pref.okayama.jp/presssystem/detail.html?press_id=643
  
  ○「埼玉まちづくりフォーラム2008」の開催について
                      (独)都市再生機構埼玉地域支社
   1.日時:平成20年4月23日(水)13:30〜(13:00開場) 
   2.会場:サンシティホール
                (JR武蔵野線南越谷駅・東武伊勢崎線新越谷駅から徒歩3分) 
   3.概要:事例報告:UR都市機構、イオン(株)、大和ハウス工業(株)
       基調講演:黒川 洸氏 (財)計量計画研究所理事長
       パネルディスカッション
   4.参加費:無料
   5.主催:(独)都市再生機構埼玉地域支社 
   ※詳細は http://www.ur-net.go.jp/saitama/forum/
  
  --------国土交通省報道発表等から--------
  ○2月8日 原油価格の高騰に伴う緊急対策としての高速道路料金の引き下げ
   の実施について            国土交通省 道路局 有料道路課
             NEXCO東日本・中日本・西日本お客さまセンター
   ・最近における原油価格の急激な高騰を受け、(中略)中小企業・下請事業者
    や各業種への対応などを盛り込んだ緊急対策が取りまとめられました。
   ・このなかで、安定的な物流コストの確保等を図るため、現在、高速自動車
    国道に導入されている深夜割引(0時〜4時:3割引)を拡充し、4割引と
    することが位置づけられました。
   ・(中略)以下の通り高速道路料金の引下げを実施いたします。(以下略)
   ※発表内容は http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha08/06/060208_.html
  
  ○2月1日 あなたのまちの洪水や地盤災害の危険性がWebで閲覧
                国土交通省 河川局 治水課 河川保全企画室
                    国土交通省 国土地理院 地理調査部
   平成20年2月1日より、「国土交通省ハザートマップポータルサイト」など
   から治水地形分類図(全854面)の閲覧が開始されます。(中略)この地図には、
   河川に関係する詳細な地形分類が表されており、洪水ハザートマップなどと
   併せて見ることにより、洪水や地盤災害の危険性などの把握に有用です。
   ※発表内容は http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha08/05/050201_.html
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  ◆最新の建設関係国家資格試験情報
    
  ○舗装施工管理技術者(1級、2級)の願書受付中!
   ・受付期間:2月8日〜2月22日
   ・試験日 :6月22日
   ・実施機関:(財)道路保全技術センター
  
  ○1級建築施工管理技士の願書受付中!
   ・受付期間:2月15日〜2月29日
   ・学科試験:6月8日
   ・実地試験:10月19日
   ・実施機関:(財)建設業振興基金 試験研修本部
  
  ○2級建築施工管理技士(建築、躯体、仕上げ)の願書受付中!
   ・受付期間:2月15日〜
   ・学科・実地試験:11月9日
   ・実施機関:(財)建設業振興基金 試験研修本部
  
  ○1級電気工事施工管理技士の願書受付中!
   ・受付期間:2月15日〜2月29日
   ・学科試験:6月8日
   ・実地試験:10月19日
   ・実施機関:(財)建設業振興基金 試験研修本部
  
  ○2級電気工事施工管理技士の願書受付中!
   ・受付期間:2月15日〜
   ・学科・実地試験:11月9日
   ・実施機関:(財)建設業振興基金 試験研修本部
  
  ○建築設備士の受付がまもなく開始!
   ・受付期間:3月3日〜3月31日
   ・1次試験:6月22日
   ・2次試験:8月24日
   ・実施機関:(財)建築技術教育普及センター
  
  ○1級建設機械施工技士の受付がまもなく開始!
   ・受付期間:3月13日〜4月11日
   ・学科試験:6月15日
   ・実地試験:学科試験合格者及び学科試験免除該当者に通知
   ・(社)日本建設機械化協会
  
  ○2級建設機械施工技士(第1種〜第6種)の受付がまもなく開始!
   ・受付期間:3月13日〜4月11日
   ・学科試験:6月15日
   ・実地試験:学科試験合格者及び学科試験免除該当者に通知
   ・(社)日本建設機械化協会
  
   ※詳しくは  http://www.zenken.com/sikaku/H20_sikaku.html 
  
  ○資格試験に役立つ参考書等の技術図書斡旋割引について
   本会では資格取得に役立つ参考書や様々な技術図書を本会機関誌「月刊建設」
   2007年5月号で紹介しています。
   なお、本会HPにて、全建会員を対象にした技術図書割引斡旋サービスの頁
   を掲載しておりますのでご覧下さい。
   ※詳細は  http://www.zenken.com/service/gijututosho/2007gijututosho.html 
  
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  ◆第534回建設技術講習会(災害復旧)寸描
   1月23日〜25日長崎県長崎市で開催した講習会に、全国から 513名の参加が
   ありました。
   ※その様子は
    http://www.zenken.com/zk_mm/kensyuu_sunnbyou/H19_534/H19_534.htm
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  ≪編集後記≫
   冬の間は体力を充電する期間としてきた私にとって、春の足音が忍び寄って
   くるこの季節は、寒さの殻から脱皮し、またひとつ何かに挑戦してみたくな
   る季節です。皆さんも、新春に願かけした夢や今年の目標があると思います
   が、それらを達成すべくそろそろエンジンの回転をあげている頃でしょうか?
    (み)
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  ◆配信中止   :http://www.zenken.com/syusin/sinkan/sinkandel2.asp  
  ◆アドレスの変更:http://www.zenken.com/zk_mm/zk_mm.html  
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