「全建メールマガジン」第3号(2007年3月19日)  配信
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皆さん、こんにちは。
今年は二月から、連日、春を思わせるような陽気で、例年より早くスギ花粉が
飛び始め、いよいよ日本列島は花粉症真っ盛りの様子です。花粉症の方にはも
う少しの間辛い季節ですが頑張って乗り越えて下さい。それでは「全建メール
マガジン3月号」をお届けします。
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■≪目次≫
 ◆機関誌「月刊建設」3月号の紹介
 ◆建設関係施策等の情報‐‐国土交通省など行政機関の報道発表等から‐‐
 ◆最新の建設関係国家資格試験情報
 ◆本会の出版物から
  ◆新刊図書の紹介
 ◆第22回ヨーロッパ公共施設調査団 寸描
 ◆第523回建設技術講習会(災害復旧)寸描
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◆機関誌「月刊建設」3月号から
〇巻頭言「知恵を絞って協働しよう」
            埼玉大学大学院 理工学研究科 教授 久保田 尚
 (冒頭の紹介)
 平成18年6月に「高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律」
 いわゆる「バリアフリー新法」が制定され、12月に施行された。建築物を対
 象とした「ハートビル法」と、交通施設や関連道路などを対象とした「交通
 バリアフリー法」の経験を踏まえ、それらを統合・拡充して新法として再出
 発するものである。バリアフリー・ユニバーサルデザインの思想を、さらに
 広くまた深く、わが国に浸透させていこうとするものであり、実績がどのよ
 うに積み重ねられていくか、今後がきわめて注目される。
  道路に関しては、…………
  ※続きは http://www.zenken.com/kikkansi/vol_51/vol_51.html#03

〇特集「特集 ユニバーサルデザインとIT」
 (目次)
 ・「高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律」の概要につい
  て
 ・熊本県のユニバーサルデザインに関する取り組み
 ・高齢者社会に対応した住宅ストックの形成について
 ・いわきニュータウンにおけるユニバーサルデザインの取り組みについて
 ・都立公園におけるバリアフリー化の取り組み
 ・石垣港離島ターミナルにおけるユニバーサルデザインとITの取り組み
 ・広島都市圏におけるITを活用した移動支援について
 ・地域発ITSへの取り組みとNPO法人の役割
 ・「触地図原稿作成システム」の試験公開について
 ・建設産業におけるIT化を促進するための行政の取り組みについて
 ※「月刊建設」3月号の詳細は
   http://www.zenken.com/kikkansi/vol_51/vol_51.html#03
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◆建設関係施策等の情報
 このコーナーでは国土交通省及び地方自治体の報道発表資料等から、いろい
 ろな建設関係の施策等について情報をお届けします。

〇海外からも注目!「くまもとアートポリス」
                         全国知事会トピックス
 熊本県では「くまもとアートポリス」を進めています。これは後世に残り得
 る文化的資産としての優れた建造物を造り、人々の都市文化、建築文化など
 への関心を高めて、県独自の豊かな生活空間を創ろうというものです。
 1988年にスタートしたこの事業の参加プロジェクトは74件。そのうち完成し
 ているのは67件です。
 今年で20年目を迎える現在、“学びつつ創る、創りつつ育(はぐく)む”を
 テーマに、「建築ガイド」の育成や「建築塾」での人材育成、顕彰事業など
 さまざまな事業を展開しています。
 近年、このアートポリスの取組みは国内のみならず海外から注目されており、
 今年度の海外からの視察は昨年12月末現在で26団体を数えました。
 今後も積極的に本事業の情報を発信し、国内外からの熱い視線に応えるとと
 もに県のイメージアップに努めていくこととしています。 
 ※熊本県からのお便りは http://www.nga.gr.jp/topic/f_topic.html
 ※詳しくは
  http://www.pref.kumamoto.jp/traffic/artpolis/index.html
  http://www.pref.kumamoto.jp/invited/opinion/seisaku_hyoka2/h18/pdf/3-07-06.pdf

------2月の報道発表等から--------
〇2月9日 『地域公共交通の活性化及び再生に関する法律案』について
            〜公共交通の改善に頑張る地域を応援します!〜 
                    国土交通省総合政策局 交通計画課
 地域における鉄道やバスなどの公共交通のおかれた状況が厳しさを増しつつ
 あることを踏まえ、地域公共交通の活性化・再生を通じた、魅力ある地方を
 創出するため、地域公共交通の活性化・再生に関して、市町村を中心とした
 地域関係者の連携による取組を国が総合的に支援するとともに、地域のニー
 ズに適した新たな形態の旅客運送サービスの導入円滑化を図るための措置を
 講ずることとしたものです。
 T 法案の概要
  1.地域公共交通総合連携計画の作成及び実施
  (1)地域公共交通総合連携計画の作成
  (2)地域公共交通特定事業の実施
  【地域公共交通特定事業の内容】
   軌道運送高度化事業(LRTを想定)、道路運送高度化事業(BRT、オムニ
   バスタウンを想定)、海上運送高度化事業、乗継円滑化事業、鉄道再生
   事業
  2.新地域旅客運送事業の円滑化( DMV、IMTS、水陸両用車などを想定)
 U 閣議決定予定日 平成19年2月13日(火)
 ※発表内容は http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha07/01/010209_2_.html

〇2月16日「砂防関係事業における景観形成ガイドライン」の策定について
                                    国土交通省河川局 砂防部砂防計画課
 国土交通省では、平成15年7月に「美しい国づくり政策大綱」を公表し、平
 成16年6月には「景観法」が制定されました。
 そこで、国土交通省河川局砂防部では、「砂防関係事業に係わる景観形成の
 あり方検討委員会」を開催し、砂防関係事業における景観形成の基本的な考
 え方、砂防関係事業を進める上で必要な景観形成における配慮事項について
 検討し、「砂防関係事業における景観形成ガイドライン」としてとりまとめ
 ました。
 今後、このガイドラインを参考に、全国の砂防関係事業の実施箇所及びその
 周辺で、美しい景観の形成と保全の推進がはかられるよう努めてまいります。
 【ガイドラインの概要】
 1.砂防関係事業における景観形成の基本理念
 2.砂防関係事業における施設の要求性能
 3.砂防関係事業における景観形成の進め方
 ※発表内容は http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha07/05/050216_.html

〇2月28日 水防専門家派遣制度の創設について
                        国土交通省河川局防災課
 水防団の知識・技能の向上を支援するために、市町村等の要請を受けて、水
 防訓練・講習会等に水防専門家を派遣して水防工法の指導等を行います。
 (水防専門家の登録人数は現在87名です。)
 このことにより、水防技術の指導者不足に悩む市町村等でも、気軽に水防専
 門家の指導を受けることができるようになります。
 ※発表内容は http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha07/05/050228_.html

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◆最新の建設関係国家資格試験情報
○1級・2級 建設機械施工技士の願書受付が始まる!
 ・受付期間:平成19年3月15日〜4月13日
 ・試験日 :平成19年6月17日
 ・実施機関:(社)日本建設機械化協会

○1級・2級 土木施工管理技士の願書受付がまもなく開始!
 ・受付期間:平成19年4月2日〜4月16日
       (インターネットによる受付)平成19年3月16日〜4月2日
 ・試験日 :1級 平成19年7月1日
       2級 平成19年10月28日
 ・実施機関:(財)全国建設研修センター 土木試験課

○技術士 第二次試験(技術士)の願書受付がまもなく開始!
 ・受付期間:平成19年4月24日〜5月11日
       (インターネットによる受付)平成19年4月6日〜5月8日
 ・試験日(筆記)
            :総合技術監理部門の必須科目
        平成19年8月4日
      :総合技術監理部門を除く技術部門及び総合技術監理部門の選択
       科目
        平成19年8月5日
 ・試験日(口頭)
      :平成19年12月から平成20年1月までのあらかじめ通知する日
 ・実施機関:(社)日本技術士会(技術士試験センター)

 ※建設関係資格試験の詳細は
  http://www.zenken.com/sikaku/H19_sikaku.html

○資格試験に役立つ参考書等の技術図書斡旋割引について
 本会では資格取得に役立つ参考書や様々な技術図書を紹介しています。
 また、本会会員の皆様を対象に技術図書割引斡旋サービス(4割引)を実施
 しています。
 ※詳しくは http://www.zenken.com/service/service.html

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◆本会の出版物から
〇今月の紹介図書
 「水文観測」
 ・内 容
  本書は、平成14年度版として国土交通省河川局監修・独立行政法人土木研
  究所編著により発行されました。特に降水量、水位、流量の観測を主体に、
  河川計画・管理のための観測を行う実務者を主な対象として作成したマニ
  ュアルです。
 ※図書の詳しい内容は
  http://www.zenken.com/syuppan/ippantosyo/ippantosyo.html#suimonkansoku
 ※ご購入のお申し込みは
  http://www.zenken.com/syuppan/syuppan.html#KOUNYUU

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◆新刊図書の紹介〔発行:岩波書店〕
○「湿地転生の記」〜風景学の挑戦〜
                中村良夫(東京工業大学名誉教授)【著】
 よみがえれ、御所沼!−環境再生とランドスケープ・デザインの実践記録−

 本書は、御所沼という、関東平野のほぼ中央に位置した湿地を主人公とする、
 風景の死と再生の物語です。
 湿地とは、自然と人間の営みとが交差し、そこに時が堆積することで生み出
 された「水のトポス」にほかなりません。御所沼は、利根川と渡良瀬川が合
 流する地点にあり、五代にわたる古河公方が居所を定めた歴史のトポスでも
 あります。…………
 ※図書の詳しい内容については
  http://www.zenken.com/topics/2007_03/2007_03.html#sitti

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◆第22回ヨーロッパ公共施設調査団 寸描
 1月27日〜2月3日に実施した第22回ヨーロッパ公共施設調査団では、全国
 から20名の会員等の参加がありました。
 ※その様子は
  http://www.zenken.com/zk_mm/kensyuu_sunnbyou/H18_YU22/H18_YU22.html

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◆第523回建設技術講習会(災害復旧)寸描
 2月7日〜9日和歌山市で開催されたこの講習会には、全国から417名の会
 員等が参加しました。
 ※その様子は
  http://www.zenken.com/zk_mm/kensyuu_sunnbyou/H18_523/H18_523.html

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■≪編集後記≫
 雛祭りが過ぎると、例年ならば「春が来た」と感じられるのですが、今年は
 暖冬のためか季節の移り変りがはっきりとは感じられない今日この頃です。
 しかしながら、三月は年度の締めくくりということで、われわれスタッフも
 その区切りをつける仕事で忙しい毎日です。四月からは心機一転、また頑張
 っていきたいと考えています。これからもご愛読よろしくお願いいたします。
                                 (シ)
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◆配信中止   : http://www.zenken.com/syusin/sinkan/sinkandel2.asp
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