No.368  平成27年9月1日



<全建本部と地方協会・地区連合会との情報交換等について>

全建本部では、地方協会・地区連合会との情報交換を密にし、より一層皆様の声を反映した事業を実施し、
更なる全建活動の活性化を図って参りたいと考えています。

総会等の開催をご案内いただければ、可能な限り出席させていただき、ご意見等を伺うとともに、本部から
の連絡事項等をお伝えする機会として活用させていただきたいと考えています。

つきましては、総会等の開催がございましたら、全建本部までご連絡いただきますようお願いいたします。

     【問い合わせ先】
         総務課  小沢
         TEL : 03-3585-4546  FAX : 03-3586-6640
          E-mail : soumu@zenken.com



<第618回〜第619回建設技術講習会の実施計画等を審議>
−研修委員会−

平成27年8月26日(水)、第240回研修委員会 ( 五道仁実委員長 : 国土交通省大臣官房技術調査課長 ) が
協会会議室で開催され、次の事項を審議されました。


○ 建設技術講習会の開催
・ 第618回建設技術講習会(埼玉県さいたま市)
テーマ : 工事積算(土木・建築)における動向と工事施工における合理化、安全対策
・ 第619回建設技術講習会(岡山県岡山市)
テーマ : 工事積算(土木・建築)における動向と工事施工における合理化、安全対策
・ 第31回ヨーロッパ公共施設調査
テーマ : スイスの高速道路の維持管理など
○ 平成28年 研修計画(案)等について
上記事項について、講演内容等については、了承された。 研修資料については、一部修正をすることで了
承された。 また平成28年研修計画については、時期と場所については了承され、テーマについては、次回委
員会に再度諮ることとなった。

主な意見

○開催テーマと現場研修の視察キーワードとの繋がりを示した方がよいのでは?
→ テーマにあったキーワード例えば、「安全管理・NETIS」などを加えて修正することとする。
○ヨーロッパ公共施設調査の来年度以降の開催については、これまでに参加した協会に意見を聞いてみるな
ど情報収集をしてみては、どうか?
→ 検討したい。
○平成28年研修計画のテーマと開催時期で、7月の河川行政の課題は、出水期に当たるので再考したらど
うか。
→ 入れ替えを前提に、再度検討することとする。



<平成27年度公共工事品質確保技術者資格試験の実施要項(案)等を審議>
−公共工事品質確保技術者資格認定委員会−

平成27年8月3日(月)、平成27年度第2回公共工事品質確保技術者資格認定委員会 ( 委員長 : 大森文彦
東洋大学教授 ) が協会会議室において開催され、平成27年度公共工事品質確保技術者試験の実施要領(案)
等について審議され一部指摘事項があり、修正することで承認されました。
事務局より平成27年度更新講習の講師について紹介しました。 また、参考資料でCPD制度の検討状況につい
て報告するとともに、「資格保有者の現状」 について年齢構成のグラフと今年度の未更新者の年齢構成等につ
いて示した上で、今後現状のままでは資格保有者の減少が懸念されることを説明し、その対策についても次回
以降、議論いただきたい旨を伝えました。


平成27年度の資格試験の受験者は、203名で、更新講習の申請者は、1,647名です。

○平成27年度公共工事品質確保技術者試験

試  験  地 : 全国 9都市 / 試  験  日 : 10月3日〜11月14日

○平成27年度公共工事品質確保技術者資格登録更新講習
講習実施地 : 全国10都市 / 講習実施日 : 9月8日〜11月13日


     【問い合わせ先】
         事業課  下野 高野 戸村
         TEL : 03-3585-4546  FAX : 03-3586-6640
          E-mail : hinkaku@zenken.com



<実地研修会 立山カルデラ 〜砂防施設の機能と保全〜 の開催>

平成27年8月7日(金)、富山県立山市において全国より36名の参加者のもと 「実地研修会 立山カルデラ 〜
砂防施設の機能と保全〜」 が開催されました。 「立山カルデラ」 は、周囲を切り立った断崖で囲まれた、東西
約6.5km、南北約4.5km、標高差500〜1,700mもある巨大なくぼ地であり、立山火山に食い込んだ谷が激しい
侵食作用によって拡大してできた侵食カルデラです。 カルデラの内部は荒々しい風景の崩壊地が目立ち、これ
まで度々崩壊しては内部に土砂をため、大雨の度に常願寺川流域に土砂災害をもたらしました。

今回の実地研修会では、早朝から富山駅を出発し、立山カルデラ砂防博物館で常願寺川における災害の歴
史や砂防事業の沿革、役割、必要性等を事前に学習したうえで、トロッコ (立山砂防工事専用軌道) に乗車し、
標高差約640m (延長18q) を38段のスイッチバックで約1時間45分かけて登りました。 トロッコの終点である
水谷平付近で 「白岩砂防堰堤右岸補強対策工事」 を視察し、さらにバスに乗り換え、国の重要文化財に指定
されている 「白岩砂防堰堤」 や1969年の大洪水により出来た 「六九谷」 (カルデラ内部の展望)、また、立山
温泉跡地内にある立山砂防工事発祥の地等、一般開放されていない多くの砂防関連施設を視察し、その機能
や保全について学びました。

「立山カルデラ」 の砂防事業を統括している立山砂防事務所は大正時代に設立され、「日本の砂防技術は立
山で生まれた」 と言われるほど、富山平野を守るため90年余りも前から日本でも屈指の砂防事業が実施されて
います。

この実地研修会は、立山砂防事務所、立山カルデラ砂防博物館の職員の方のご協力をいただき実施されま
した。 誌面を借りて関係者のみなさまに厚く御礼を申し上げます。




【 トロッコ(立山砂防工事専用軌道)の乗車ホームに 】


【 白岩砂防堰堤の管理橋を進む 】



【 白岩砂防堰堤右岸補強対策工事の視察 】


【 六九谷展望台での視察 】


<第6回CPD制度検討WG開催される>
−CPD制度検討WG−

平成27年8月4日(火)、第6回CPD (継続教育) 制度検討WGが協会会議室において、木下誠也委員長
(日本大学生産工学部土木工学科教授)、委員出席のもと開催され、次の事項が審議されました。


○ 制度実施要領(案)の修正について
○ ガイドブック(案)の修正について
○ 利用規約(案)について
○ CPDWebシステムについて
○ 今後のスケジュールについて

主な意見

○教育形態とCPD単位について、特に技術的に工夫した点について評価する仕組みはあるのか。
→ 自己登録時に工夫した点について記述させる仕組みになっている。 Q&Aで例示をする等、認めるもの
とそうでないものとをできるだけ明確にする工夫が必要と思われるため、次回までに検討して提案した
い。
「教育形態とCPD単位」 の 「発注関係事務の実務経験」 については、再度検討することとなった。
○ 「証明書の発行について期限を指定することはできません。」 というのは利用者側からみると厳しいのでは
ないか。
→ 一応、目安として2〜3週間としているが、通常の状態であればそこまでかからないと思っている。
○ 「公共工事の範囲」 について、「JSC」 や 「大学 」は含まれないのか。
→ 「JSC」 は 「適化法」 の対象となっている。 「大学」 は対象外とする。
○期間を指定して閲覧するだけでなく、「直近の1年間」 等をすぐに表示できる機能があった方がよい。
→ 修正する。


     【問い合わせ先】
         事業課  下野 高野 戸村
         TEL : 03-3585-4546  FAX : 03-3586-6640
          E-mail : hinkaku@zenken.com



<第52回全国事務局長会議を開催>

平成27年8月27日(木)と28日(金)の両日、群馬県前橋市において全国の協会から参加した約120 名の事務
局長等と理事他11名、本部事務局が出席し、第52回全国事務局長会議が開催されました。 会議第1日目の8月
27日には、出席いただいた委員・理事の紹介が行われた後、本協会の松田芳夫会長の挨拶、国土交通省大臣
官房技術調査課 粟津誠一 課長補佐 「最近の国土交通行政」、国土交通省八ッ場ダム工事事務所 野口明義
事業対策官 「八ッ場ダム建設事業について」 講演いただきました。


その後、全建本部からの報告事項として
@協会組織の現状と組織強化の取り組みについて
A事務局長の業務について
等についての報告が行われました。
第2日目には、八ッ場ダム、浅間山の噴火の歴史遺構である鬼押し出しなどの現場研修を実施し、関係機関の
説明等を受けました。
会議の開催にあたり、全面的にご支援・ご協力いただいた群馬県建設技術協会並びに前橋市建設技術協会の
皆様に、厚くお礼申し上げます。


     【問い合わせ先】
         総務課  田中 小沢 杉戸
         TEL : 03-3585-4546  FAX : 03-3586-6640
          E-mail : soumu@zenken.com



<「伝承プロジェクト」 〜全建出前講座〜 制度のご案内について>

本会では地方協会等を対象に、技術の伝承を目的とした官公庁等技術者の貴重な体験や取り組みについて
地方協会間を講師派遣の出前講座で結ぶ制度を、平成25年度から実施しています。
当面、出前講座の分野を 「東日本大震災の対応や復興に関する事項」 とし、講演会等を実施する地方協会の
希望により、岩手県建設技術協会、宮城県建設技術協会、または福島県建設技術協会より講師を派遣すること
としています。
なお、講師派遣費用の全額 (2名/1回まで)、 実施運営費の一部 (上限4万円) は、本部が負担します。
各協会で制度の活用をお願いします。
なお、今年度第1回が、7月9日に富士宮市で開催されました。


     【問い合わせ先】
         事業課  下野 高野
         TEL : 03-3585-4546  FAX : 03-3586-6640
          E-mail : kensyu@zenken.com



<建設系公務員賠償責任保険 ご案内>

安心して公務に従事していただくため、現在未加入の会員の皆様は、是非この機会に本保険の加入をご検討
下さい。 これまでの申込みは、昨年度よりも240名増え、現在2,191名と多くの会員の皆様に加入をいただいてお
ります。 (9月1日始期時点)


@本保険は、正会員の皆様であればいつでも加入でき、保険料は月割り計算となります。
A加入パンフレット及び申込書 (払込取扱票) を 「月刊建設」6月号に同封致しましたが、追加送付のご希望
  がありましたら、必要部数を下記取扱代理店までご依頼下さい。(パンフレットは、全建ホームページからご
  覧いただくこともできます)
B各種の特約がついておりますので、保険の内容や加入手続きについて詳しくは、本会ホームページ (会員
 サービス) をご参照下さい。


     【問い合わせ先】

       ○本保険内容に関する問い合わせ・ご相談・パンフレット(払込取扱票)の入手
         取扱代理店 : 建栄サービス株式会社 竹田
         (受付時間) 土・日・祝日を除く 9:00〜17:00
         TEL : 03-5298-6340
         E-mail : kenei-s-hp@kenei-s.co.jp
         〒101-0047 東京都千代田区内神田3-4-6 冨士エレベータビル7階

       ○引受保険会社:東京海上日動火災保険株式会社 石原
         (担当) 公務第一部 公務第一課
         (受付時間) 土・日・祝日を除く 9:00〜17:00
         TEL : 03-3515-4122
         〒102-8014 東京都千代田区三番町6-4

       ○団体保険契約担当(会員に関する問い合わせ)
         会員課  春日 竹村
         TEL : 03-3585-4546  FAX : 03-3586-6640
         E-mail : kaiin@zenken.com



<改訂新刊 「平成27年災害手帳」を発売中!>

本書は災害復旧事業に関する国庫負担申請の事務手続きや関連して必要となる技術的な留意点について解
説したハンドブックであり、初めて災害復旧事業に携わる方々にも容易に理解できるように、用語の解説や索引
など、わかりやすい編集となっています。

 <平成27年版の主な改訂点>
 ・事務取扱要綱の改正 (軽微な変更の拡大) に伴う改訂
 ・改良復旧事業 (助成、関連) の取扱い要領の改正に伴う改訂
 ・H27運用改変 (査定時の数量算出方法、大型ブロックの設計基準の明示等)


○平成27年改訂版の概要
    ・体 裁 A6判、680ページ
   ・ 定 価 2,200円 (会員価格 1,760円)消費税込み 送料本会負担



     【問い合わせ先】
         企画課  露木
         TEL : 03-3585-4546  FAX : 03-3586-6640
          E-mail : kikaku@zenken.com



<改訂新刊16年ぶりの改訂版!「公共土木施設の災害申請工法のポイント」発売中!>

本書は 「災害手帳」 の参考図書として、国庫負担申請にあたってのその範囲の考え方や、復旧工法等の基
本的なポイントを、主として技術的観点から解説しています。 このたび基準等の改正に伴い、16年ぶりに改訂
しました。

<平成27年版の主な改訂点>
 ・美しい山河を守る災害復旧基本方針、道路土工指針等最新の技術基準類の内容を反映した改訂
 ・下水道の災害復旧の考え方を新規追加
 ・その他の改訂(河川の最大洗掘深把握と根入れの考え方、橋梁設計荷重の追加等)


○平成27年改訂版の概要
    ・体 裁 A5判、カラー 340ページ
   ・ 定 価 2,900円 (会員価格 2,320円)消費税込み 送料本会負担



     【問い合わせ先】
         企画課  露木
         TEL : 03-3585-4546  FAX : 03-3586-6640
          E-mail : kikaku@zenken.com



<公共土木施設災害復旧の災害査定添付写真の撮り方−平成26年改訂版−発売中>

災害復旧事業の申請に必ず必要となる被災状況等の添付写真について、写真等の事例 (工種別) 他、留意
事項等をとりまとめています。

<平成26年版の主な改訂点>
 ・平成25年8月事務連絡 「災害査定添付写真について」 等に基づき全面改訂
 ・全景写真、横断写真、写真等の事例(工種別)について、平成25年の簡素化事例写真を掲載
となっています。


○平成26年改訂版の概要
    ・体 裁 A5判、カラー、80ページ
   ・ 定 価 2,300円 (会員価格 1,840円)消費税込み 送料本会負担



     【問い合わせ先】
         企画課  露木
         TEL : 03-3585-4546  FAX : 03-3586-6640
          E-mail : kikaku@zenken.com



<「技術者のための災害復旧問答集」 平成25年改訂版発売中>

公共土木施設に係わる災害復旧事業については、基本法となる 「公共土木施設災害復旧事業費国庫負担
法」 をはじめ、これに基づく政令や通達が定められており、その内容は多岐にわたっています。
「技術者のための災害復旧問答集」 では、10年ぶりに全面的な見直しを行いました。
初めて災害復旧事業に携わる公務員や関係技術者を対象に、事例等を 「Q&A」 の形式で努めて平易に解説
してあります。 災害復旧事業のわかりやすいテキストという位置づけで研修等の教材として、また、実務に際し
ての参考書として活用していただけます。


○改訂版の概要
    ・体 裁 A5判、 254ページ
   ・ 定 価 2,592円 ( 会員価格 2,052円) 消費税込み 送料本会負担



     【問い合わせ先】
         企画課  露木
         TEL : 03-3585-4546  FAX : 03-3586-6640
          E-mail : kikaku@zenken.com



<技術図書の4割引を斡旋しています>

出版各社の協力を得て、技術図書の4割引斡旋をしています。 技術資格取得のための参考書や技術的読み
物など沢山の技術図書が対象となっております。 今後も更に対象図書の拡大を図って行きます。

なお、同一会員が補助を受けられる冊数は、同一図書について一冊となっていますのでご注意下さい。
詳しくは、「技術図書のご案内」 をご覧の上、是非この機会にご活用下さい。


     【問い合わせ先】
         企画課  露木
         TEL : 03-3585-4546  FAX : 03-3586-6640
          E-mail : kikaku@zenken.com



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