―建設技術講習会の質疑応答(第485回)― |
(第485回)品質確保と発注者責任
・開催地 | | 宮崎市 |
・時 期 | 平成16年2月18〜20日 |
・題 目 | 入札契約をめぐる最近の動向
国土交通省大臣官房技術調査課 課長補佐 藤井 政人 氏 |
【質問】予定価格の事前公表と事後公表の落札額率の違いは。 (山形県) |
・題 目 | | 地方整備局の品質確保の取り組み
国土交通省九州地方整備局企画部 工事監視官 堀山 岩彦 氏 |
【質問】テキストの60頁、設計業務関係の項目名02、入学試験・面接方式とは。 (青森県) |
【回答】受注者が一同に会し、発注者の要件を提示し、提案も一同に会し、業者選定を行うことを意味する。 |
【質問】舗装工事以外の総合評価方式の事例は。 (静岡県) |
【回答】事例として
熊本:@交通渋滞を防ぐため、工期短縮を図った。
A上部工搬入時に、狭い市道等を使用するため、現道交通確保を図った。
鹿児島:工事使用機械の排ガスレベルをT種からU種に上げた。
*総合評価方式は、得点をどう評価するかが難しい。様々な工種等で採用可能であると思う。今後拡大という意味では、先行事例等を組合せることにより、採用案件が増加するものと考えている。 |
・題 目 | | 建設事業におけるISO9000規格とプロジェクトマネジメント
(株)マネジメントシステム評価センター 取締役 企画開発本部長 不和 眞 氏 |
【質問】ISO9001は、第三者認証であるが品の優劣は。 |
【回答】ISO9001の品質補償とは、"顧客のニーズに応えるべき品質を補償する"という意味で品の格差は存在する。
そこで、顧客側は、どういうレベルのISO9001取得したかを確認する必要がある。ISO9001を取得した側は、情報公開の義務がある。 |
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