No.230 平成16年3月1日
会員への情報提供サービスの開始について−業務に係る「Q&A」−
本会では、会員へのサービスの一環として、電子メール等により、本会会員からの業務に係る質問(問合せ)を受け付け、これに対し回答するサービスを行っています。
ご質問は、当面、主に、建設技術に係る事項及び行政事務に係る事項等の範囲で実施していきます。
本サービスへのアクセスは、全建HPのトップページ(
http://www.zenken.com/
)から簡単に出来ます。
担当:(社)全日本建設技術協会 総務課
TEL.03-3585-4546 FAX.03-3586-6640
E-mail
soumu@zenken.dion.ne.jp
第16回海外調査団(夫人同伴)の参加募集について
「月刊建設」1月号でご案内しました標記調査団を引き続き、募集しています。
○募集人員 15組(30名)
○視察期間 平成16年5月27日(木)〜6月5日(土) 10日間
○視 察 先 イタリア・チェコ・フランス
○申込締切 平成16年3月26日(金)
○参加費用 一組当たり 938,000円
応募要領は平成16年1月15日付で各地方協会に案内しています。
―建設技術講習会の質疑応答(第483回)―
(第483回)環境問題
・開催地
松山市
・時 期
平成16年1月14日〜16日
・題 目
都市の環境と水循環
芝浦工業大学工学部土木工学科
教授 工学博士 守田 優 氏
【質問】・透水性舗装は、地下水への涵養にならず、雨水管へ流入するのではないか。
・中水道を用途別に配水するのは、無理があるのではないか。 (北海道)
【回答】・透水性舗装は、70年代に始まった。基本的には地下へ水を戻すことである。しかし、締め固めによって地下へ浸透しないことが多いが、工夫して浸透するように施工しなければならないと考える。現実にはなかなか難しい。
・中水道は、水質的には、トイレでの洗浄水以外には使用できない。そこで、下水処理場の処理水の水質の向上を図り、大規模なビルのトイレの洗浄水として、普及させたいと考えている。
・題 目
自然と共生するまちづくり
(財)日本生態系協会
事務局長 関 健志 氏
【質問】・開発によって生態系が破壊されるということであるが、紫外線により新しい種類の細菌ができる事実もある。
・南極の氷が全部溶けると70m海面が上昇するとICCPの会議で提起されている。 (鹿児島県)
【回答】・勉強したい。教えてもらいたい。
・海面上昇に関することは、平成14年5月の地球温暖化に伴う海面上昇に関する国土保全研究会での資料には、最終的には、土地利用を中心とした対応策をとる。人が住むところを制限した土地利用を図ることになっている。
6全総では、地方を平等にインフラ整備をすることがキーワードであったが、「ほどほどに整備する」に代ってきている。
・題 目
都市環境と公園緑地
国土交通省都市・地域整備局公園緑地課
課長補佐 片山 壮二 氏
【質問】・民有地の屋上緑化に対して、推進・誘導とあるが、行政から提案はできないか。
・緑化の種類に在来種を用いる規定にできないか。 (北海道)
【回答】・オーナーの協力があれば、可能であるが、行政が緑化を義務付けはできない。民間の協力を得るようPRに努めることとしている。
・在来種、外来種の規定はできないと考える。
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