■VOL.57 2013年1月号〜12月号

 
■VOL.57 2013年1月号 国際競争力の高い魅力ある観光地の形成 UP ▲
■年頭のごあいさつ 2013年の年頭に際し(PDF 139KB) 一般社団法人全日本建設技術協会会長
松田 芳夫
p2
<新春座談会> 安全・安心を確保するための社会資本のメンテナンス戦略とは
(PDF 812KB)
家田  仁
井出 多加子
平林 泰明
深澤 淳志
福田 一郎
(司会) 松田 芳夫
p3
■特集 国際競争力の高い魅力ある観光地の形成 観光立国の実現に向けた取組について
○観光庁が推進する4つの重点施策
国土交通省観光庁総務課企画室
柳瀬 孝幸
p17
地域資源を活かしたふくしまの道づくりについて
○会津女「新島八重(ハンサムウーマン)」の精神」と「ふくしまの復興」
福島県土木部道路総室道路計画課 p22
環日本海クルーズの推進について
○小樽港、伏木富山港、京都舞鶴港の三港連携による取り組み
富山県土木部港湾課
太田 浩男
p25
観光都市「犬山」の再生
○観光地としての魅力の再生・再発見
愛知県犬山市都市整備部都市計画建築課
川村 和哉
p28
萩まちじゅう博物館
○市民がいきいきと暮らす歴史まちづくり
山口県萩市歴史まちづくり部まちじゅう博物館推進課
田中 慎二
p31
観光旅行者の来訪の促進に向けた成田国際空港における施設整備について
○空港容量(年間発着回数)27万回対応施設整備及びローコストキャリア対応施設整備
成田国際空港株式会社 経営企画部門経営計画部 空港計画グループ
河内 健吾
   〃   施設計画グループ
五十嵐 梨香
p34
■行政情報 「福岡市技術職員業務マニュアル」の策定について 福岡市財政局技術監理部技術監理課
西川 浩一
p37
■会計検査情報 会計検査の指摘事例とその解説(29) 元会計検査院国土交通統括検査室
市川 啓次郎
p39
■土木史(日本の近代土木遺産) 鐘ヶ坂かねがさか)隧道」(兵庫県丹波市・篠山市)について 兵庫県丹波県民局丹波土木事務所
川ア 正信
p42
■<講座>化学 沖縄における建設材料の屋外暴露試験> 独立行政法人土木研究所材料資源研究グループ新材料チーム
西ア  到
p45
■投稿 第588回建設技術講習会に参加して(山口県山口市) 茨城県土木部道路建設課
針谷 直之
p47
  • メンテナンスのポイント/p48
  • 詰碁・詰将棋/p50
  • 編集後記/p52
  • 全建ニュース/p49
  • Dr.クマの“健康のヒント”/p51
  •  

<表紙写真>萩大名行列・平安古備組ひやこそなえぐみ)の「草履ぞうり)取りの舞」(山口県萩市)
 萩大名行列は、萩市椿の金谷かなや)天満宮大祭において、江戸時代から行われてきた奉納行列です。天満宮の社殿修復を契機に、萩藩主が城下の町内に行列に必要な道具などを下げ渡し、天満宮の秋の例祭日に奉納させたことが由来とされています。
 毎年11月に開催される萩時代まつりでは、「平安古備組ひやこそなえぐみ)」と「古萩町ふるはぎまち)大名行列」を合わせ、総勢200名を超える行列が萩の城下町を練り歩きます。
 平安古備組の行列は、沿道の要所ごとに、据えた御駕籠おかご)の前で草履ぞうり)を持って舞う「草履取りの舞」や長柄の槍を華麗に操る「長州一本槍」を披露し、人々の喝采を浴びます。

提供:萩市
次回特集/「公共工事の品質確保と入札契約制度の適正化」の予定です。
■VOL.57 2013年2月号 公共工事の品質確保と入札契約制度の適正化 UP ▲
■巻頭言 「希望の岡」を目指して (PDF 164KB) 静岡市長
田辺 信宏
p2
公共事業の品質・入札契約に関する雑感(PDF 139KB) 弁護士・東洋大学法学部企業法学科教授
大森 文彦
p4
■特集 公共工事の品質確保と入札契約制度の適正化 国土交通省直轄工事における総合評価落札方式の改善について
○施工能力の評価と技術提案の評価に二極化
国土交通省大臣官房技術調査課
和賀 正光
p6
CIM(シム)の導入に向けて
○建設イノベーションの実現を目指して
国土交通省大臣官房技術調査課
石川 雄一
p13
チャレンジ型総合評価落札方式の試行について
○適正な競争環境の確保を目指して
国土交通省九州地方整備局港湾空港部品質確保室
宮崎 秀秋
p20
大山ダム建設工事における新・監督検査体制の試行について
○「施工プロセスを通じた検査」体制の試行
独立行政法人水資源機構大山ダム建設所
新屋敷 隆
p23
NEXCO 東日本における総合評価落札方式等の改善について
○価格評価点算出式の改正等による技術力競争の促進
東日本高速道路株式会社建設・技術本部技術・環境部 技術管理課
古俣 直紀
p26
■所感 技術の細分化の弊害 一般社団法人全日本建設技術協会会長
松田 芳夫
p30
■土木史(日本の土木遺産) 稀代の名橋「錦帯橋きんたいきょう)」について 山口県岩国市産業振興部観光振興課錦帯橋世界遺産推進室
岡ア 賢治
p31
■投稿 土石流模型実験装置の製作について 鹿児島県大島支庁瀬戸内事務所建設課河川港湾係
 
p34
■投稿 第589回建設技術講習会に参加して(鹿児島県鹿児島市) 福島県土木部県南建設事務所
星 綾音
p39
  • オフサイドトーク/p38
  • 詰碁・詰将棋/p46
  • 地区連の頁─近畿─/p40
  • Dr.クマの“健康のヒント”/p47
  • 全建ニュース/p46
  • 編集後記/p48

<表紙写真>錦帯橋(山口県岩国市)
 日本三名橋や日本三奇橋に数えられており、名勝に指定されている。藩政史料には大橋と表記されることが多く、「錦帯」という美名は完成後に定着した説が有力とされている。5連の木造橋(中央3 連がアーチ橋) からなるこの橋は、全長193.3m、幅員5.0mで、継手や仕口といった組木の技術によって造られている。しかし、美しいアーチ形状は、木だけでなく、鉄(鋼)の有効活用がなされて初めて実現したものである。杭州の西湖にある堤に架かる連なった橋の絵図から、川の中に石組みの橋脚を造るというヒントを得て1673年に創建された。また、桜の名所として、吉香公園とともに日本さくら名所100選に選定されている。

提供:岩国市
次回特集/「自然災害に対応した新技術の活用・普及の推進」の予定です。
■VOL.57 2013年3月号 自然災害に対応した新技術の活用・普及の推進 UP ▲
■巻頭言 生活大県の実現を目指して (PDF 189KB) 茨城県知事
橋本  昌
p2
技術開発でスマート・インフラの整備を目指そう(PDF 173KB) 香川高等専門学校長京都大学名誉教授
嘉門 雅史
p4
■特別寄稿 東日本大震災の対応について
東北地方整備局の初動への対応〜復旧・復興への歩み〜
株式会社復建技術コンサルタント事業企画本部理事
熊谷 順子
p6
■特集 自然災害に対応した新技術の活用・普及の推進 「災害に強いレジリエントな国土づくり」に向けた技術研究開発の取組みについて
○新たな国土交通省技術基本計画における自然災害への対応
国土交通省大臣官房技術調査課
岩男 忠明
p10
ゲリラ豪雨を捉える「XRAIN(国土交通省XバンドMPレーダネットワーク)」
○水害に対する安全・安心な国土づくりのための先端観測技術の活用と普及
国土交通省水管理・国土保全局河川計画課河川情報企画室
根本   深
p14
建設ロボット技術に関する懇談会について
○今後の調査・開発・活用の方向性と実現に向けた方策
国土交通省総合政策局公共事業企画調整課
渡邉 賢一
p20
液状化対策を目的とした格子状固化処理工法の最新研究事例
○新しい浮き型形式の工法の開発を含めて
独立行政法人港湾空港技術研究所地盤研究領域
高橋 英紀
p24
徳島県における「道の駅」防災拠点化について
○南海トラフ巨大地震など大規模自然災害に備えた道路防災・減災対策
徳島県県土整備部道路局道路整備課   p28
■平成25年度建設関係予算の概要  
 
p31
■土木史(戦国武将と土木力(1)) 自然災害と戦った武将たちの土木力 一般財団法人全国建設研修センター広報室
緒方 英樹
p42
■土木史(日本の土木遺産) 田畑を潤す先人の知恵〜筑後川の山田堰・堀川用水路・三連水車〜 水土里ネット山田堰(朝倉郡山田堰土地改良区)
徳永 哲也
p46
■行政情報 工事情報共有システムの利用拡大に関する取り組みについて
〜受注者、発注者双方の効率化を目指して〜
国土交通省大臣官房技術調査課
瀬崎 智之
p49
■行政情報 「〜住宅・社会資本再生〜東北復興フォーラムin宮城」の開催について 宮城県土木部事業管理課
森川 昭仁
p53
■行政情報 「下水道若手職員によるネットワーク(下水道場)」ワークショップの開催について  
 
p54
■投稿 若手技術者への期待〜沖縄の新たな振興に向けた創造力・総合力の発揮〜 沖縄県土木建築部
当間 清勝
p55
■会計検査情報 会計検査の指摘事例とその解説(30) 元会計検査院国土交通統括検査室
市川 啓次郎
p56
  • 地区連の頁─東北─/p59
  • 詰碁・詰将棋/p66
  • 全建ニュース/p65
  • 地方協会機関誌の紹介/p67
  • Dr.クマの“健康のヒント”/p66
  • 編集後記/p68

<表紙写真>復興支援・もりおか雪あかり2013(岩手県盛岡市)
 今年で9回目を数える「もりおか雪あかり」が2月8日から10日まで盛岡城跡公園を中心に市内12ヵ所で開催された。今回は、復興の願いを県内外に発信する交流イベントと位置づけ開催。グスコーブドリをテーマにした雪像やスノーキャンドル、氷彫刻が設置され市民の目を楽しませた。同9日には沿岸地域から128人を招待し「雪あかりロード」を製作した。沿岸地域の子どもたちのメッセージキャンドルを盛岡で灯し、被災地とともに復興に向かい歩むことを誓った。

提供:盛岡市
次回特集/「VOICE・技術資格取得のすすめ」の予定です。
■VOL.57 2013年4月号 VOICE 〜若手技術者の夢と期待・技術者の役割と責任〜 UP ▲
■巻頭言 So What テストとGrand Mother テスト(PDF 229KB) 国土交通省大臣官房技術審議官
深澤 淳志
p2
若手が育つための周りと自分(PDF 214KB) 一般財団法人公園財団理事長
蓑茂 壽太郎
p4
■特集 VOICE 〜若手技術者の夢と期待・技術者の役割と責任〜 ○土木職員としての1年間
いわき市土木部土木課 幹線道路係
芦田 未来矢
p6
○現場主義 京都府中丹広域振興局建設部中丹西土木事務所
寺田 智子
p7
○あの頃の決心とこれからの決意 新潟県村上地域振興局地域整備部港湾課
渋谷 諒太
p7
○現場最前線〜安全を求めて〜 中日本高速道路株式会社名古屋支社名古屋工事事務所
川上 侑馬
p8
○人に誇れる仕事 国土交通省四国地方整備局河川部河川管理課
坂東 良太
p8
○6年間を振り返って 石川県土木部奥能登土木総合事務所
河合  彩
p9
○技術継承とは? 東京都下水道局南部下水道事務所
岡田 吉人
p9
○経験と初心 国土交通省関東地方整備局建政部都市整備課
大熊  誠
p10
○「当たり前」のこと 北海道岩見沢市水道部下水道課
谷口 友英
p10
○納得できる説明とは 静岡県交通基盤部静岡土木事務所
寺田 知史
p11
○理想の技術者像 東広島市都市部建築指導課
利島 芙貴
p11
○新たな抱負 福岡県建築都市部都市計画課
中川 裕子
p12
○スペシャリストとゼネラリスト 神戸市建設局下水道河川部計画課
古賀 勝志
p12
○発注者として関わる建設工事 ひびきエル・エヌ・ジー株式会社建設部建設グループ
齊藤 健治
p13
○自転車政策で得たこと 加賀市建設部土木課
高辻 貴嘉
p13
○人のために仕事をすること 福井県土木部道路建設課
深水 正康
p14
○謙虚な気持ちを忘れずに 国土交通省北海道開発局開発監理部開発環境課
林 華奈子
p14
○漁港漁場関係積算施工技術部会を担当して 千葉県農林水産部水産局漁港課
矢代 信博
p15
○心に留めている言葉 岡山県備中県民局建設部井笠地域事業推進室
塩田 浩久
p15
○空港施設の維持管理業務に携わる空港技術者について 国土交通省大阪航空局福岡空港事務所
寺尾 芳弘
p16
○「粘り強い」ということ 新日鐵住金株式会社名古屋支店厚板・建材室
西部 和生
p16
■特集 技術資格取得のすすめ 技術資格のご案内   p17
技術資格試験合格体験記 ○技術士を受験して、思ったこと、感じたこと 国土交通省近畿地方整備局和歌山河川国道事務所
粟津 誠一
p18
○挑戦する価値ある資格 静岡県交通基盤部袋井土木事務所ダム管理課
石田 安秀
p19
○なせば成る 山形県最上総合支庁産業経済部農村計画課
岩崎 賢一
p20
○建築士資格の取得を目指して 栃木県県土整備部住宅課
高崎 拓也
p21
○土木学会認定上級土木技術者へのすすめ 国土交通省関東地方整備局建政部
鴨下 由男
p22
○適正な入札契約のために 千葉県県土整備部技術管理課技術審査室
角田 秀樹
p23
技術資格試験概要 ○技術士   p24
○建築士   p36
○土木施工管理技士   p41
○コンクリート診断士   p45
○建築施工管理技士   p47
○電気工事施工管理技士   p48
○管工事施工管理技士   p49
○造園施工管理技士   p50
○建設機械施工技士   p51
○公共工事品質確保技術者 ( I )・( II )   p52
■所感 専門外の事にも広く関心を持て 一般社団法人全日本建設技術協会会長
松田 芳夫
p53
■土木史(戦国武将と土木力 2) 戦国時代の築城 一般財団法人全国建設研修センター広報室
緒方 英樹
p54
■投稿 「全国街道交流会議『萩往還・山口大会』」の開催 NPO法人全国街道交流会議代表理事
藤本 貴也
NPO法人全国街道交流会議専務理事
古賀 方子
p58
■投稿 第590回建設技術講習会に参加して(千葉県千葉市) 香川県水道局県営水道事務所綾川浄水場
小田 凌平
p62
■投稿 第28回ヨーロッパ公共施設調査団に参加して 東日本高速道路株式会社関東支社千葉工事事務所
金子 恵二
p63
  • 地区連の頁―中部―/p64
  • Dr.クマの“健康のヒント”/p78
  • 編集後記/p80

  • 全建委員会報告/p70
  • 地方協会からのお知らせ/p79
  •  

  • 全建ニュース/p73
  • 詰碁・詰将棋/p79
  •  

<表紙写真>コヒガンザクラと美和ダム(長野県伊那市)
 美和ダムは昭和34年に完成した多目的重力式コンクリートダムである。ダムの下流約3・の所には「天下第一の桜」と称されるタカトオコヒガンザクラの咲く桜の名所「高遠城址公園」があり、美和ダム、美和湖(美和ダム貯水池)周辺にもコヒガンザクラを始めとする多くの桜が植えられている。年間を通して比較的見学者の多いダムであるが、桜の時期は特に多くの見学者が訪れるとともに、これから夏にかけては水上バイク等のレイクスポーツで貯水池は賑やかになる。

提供:国土交通省 中部地方整備局 美和ダム管理支所
次回特集/「地域活性化に向けた取り組み」の予定です。
■VOL.57 2013年5月号 地域活性化に向けた取り組み UP ▲
■巻頭言 世界の「交流拠点都市金沢」の実現 (PDF 170KB) 金沢市長
山野 之義
p2
地域活性化に向けて(PDF 140KB) 東京大学大学院工学系研究科都市工学専攻教授
浅見 泰司
p4
■特集 地域活性化に向けた取り組み 中心市街地活性化及び官民連携によるまちづくりについて
○行政実務研修員から見た国土交通省の取り組み
前国土交通省都市局まちづくり推進課官民連携推進室
大見 一裕
p6
クルーズ船寄港による地域活性化について
○クルーズ船による訪日外国人増加に向けて
前国土交通省港湾局産業港湾課
堀本  龍
p11
まちづくりとアートの融合を図る取り組みについて
○地域アートプロジェクトの新たな方向性
千葉県松戸市総合政策部政策推進課
臼井  薫
p15
「神戸スマート都市づくり計画」の推進
○持続可能な「環境配慮型都市」をめざして
神戸市都市計画総局計画部計画課
 
p19
北九州市における川を中心としたまちづくりについて
○紫川の水辺を活かしたまちの賑わいの創出と魅力向上に向けて
北九州市建設局河川部水環境課
田口 裕一郎
p22
地域の拠点施設として定着した「江口蓬莱館」
○江口蓬莱館の農水産物を利用した地域活性化の取組みについて
鹿児島県日置市東市来支所産業建設課
石丸  修
p25
■土木史(戦国武将と土木力(3)) 大地震に遭遇した戦国武将たち 一般財団法人全国建設研修センター事業推進室
緒方 英樹
p28
■行政情報 「伝承プロジェクト」〜全建出前講座〜(平成24年度試行)
「全国へ発信!災害に強いまちづくり宮城モデル」講習会の開催について
和歌山県県土整備部県土整備総務課
山形 昌之
p32
■投稿 第591回建設技術講習会に参加して(大分県大分市) 福井県土木部三国土木事務所下水道課
駒野 喜紀
p33
■建設労働・資材 東日本大震災の被災地における建設資材の需給安定に向けた取り組みについて 国土交通省土地・建設産業局建設市場整備課
 
p34
■会計検査情報 会計検査の指摘事例とその解説(31) 元会計検査院国土交通統括検査室
市川 啓次郎
p37
  • トピックス/p18
  • Dr.クマの“健康のヒント”/p47
  • 編集後記/p51

  • 地区連の頁─九州─/p40
  • 詰碁・詰将棋/p47
  •  

  • 全建ニュース/p46
  • 技術図書の割引/p48
  •  

<表紙写真>紫川マイタウン・マイリバー整備事業(福岡県北九州市)
 北九州市小倉北区の中心を流れる紫川下流部に位置し、かつて川は垂直の護岸に覆われ人が寄りつけず、岸辺の建物は川に背を向けた街であった。平成2年に当時の建設省による「紫川マイタウン・マイリバー整備計画」の認定を受け、その後市民アイディアの盛り込まれた整備計画に従い、数々の橋梁や、公園、プロムナード等の公共施設や川沿い市街地(再開発事業等)が河川と一体的に整備され、川に顔を向けた、美しく魅力的なまちなみが形成されている。

提供:福岡県 北九州市
次回特集/「効率的・重点的な施策展開」の予定です。
■VOL.57 2013年6月号 効率的・重点的な施策展開 UP ▲
■巻頭言 せとうち田園都市の創造を目指して (PDF 211KB) 香川県知事
浜田 恵造
p2
インフラ事業評価とアカウンタビリティ(PDF 373KB) 京都大学経営管理大学院経営研究センター長・教授
小林 潔司
p4
■特別寄稿 国連水と災害に関する特別会合 国土交通省水管理・国土保全局河川計画課国際室長
井上 智夫
p6
■特集 効率的・重点的な施策展開 国土交通省所管公共事業の事業評価について
○公共事業の効率性とその実施過程の透明性の一層の向上のために
国土交通省大臣官房技術調査課
栗原  崇
p10
事業評価(治水事業)における被害指標分析の活用について
○効率的・効果的な治水事業の推進を目指して
国土交通省水管理・国土保全局河川計画課
栗林 孝典
p14
日本海沿岸東北自動車道(朝日〜 温海 あつみ ) の計画段階評価について
○スピードを意識しつつ、地域との対話を重視したプロセス
国土交通省北陸地方整備局新潟国道事務所
掛井 孝俊
国土交通省北陸地方整備局新潟国道事務所
小原 知実
p19
土器川水系河川整備計画の計画段階評価について
○河川事業では全国初となった計画段階評価の取り組みの概要報告
国土交通省四国地方整備局香川河川国道事務所 白川 豪人 p23
埼玉県の公共事業評価について
○公共事業の効率的な実施を目指して
埼玉県県土整備部総合技術センター
矢島 典彦
埼玉県県土整備部総合技術センター
初鹿野 晴康
p26
■第56回定時社員総会開催のご案内と議題 第56回定時社員総会開催のご案内  
 
p28
第1号議題 平成24年度(平成24年10月1日〜平成25年3月31日)事業報告の報告の件  
 
p28
第2号議題 平成24年度(平成24年10月1日〜平成25年3月31日)決算の承認の件(第1号議案)  
 
p30
第3号議題 公益目的支出計画実施報告書の報告の件  
 
p34
第4号議題 平成25年度事業計画及び予算の報告の件  
 
p34
第5号議題 役員選任の件(第2号議案)  
 
p34
■所感 建設者と利用者の視点の違い 一般社団法人全日本建設技術協会会長
松田 芳夫
p35
■土木史 近世城下町町人地の都市設計(江戸編) 日本大学理工学部まちづくり工学科准教授
阿部 貴弘
p36
■行政情報 みらい平駅を中心とした伊奈・谷和原丘陵部のまちづくり
〜伊奈・谷和原丘陵部一体型特定土地区画整理事業〜
茨城県土浦土木事務所つくば支所
白戸 元文
p39
今からできる、誰でもできる!「緑のカーテン」で夏を乗り切ろう!!  
 
p42
■寄稿 道路交通技術の出番はあるか?〜専門技術者の役割〜 千葉工業大学工学部建築都市環境学科教授
赤羽 弘和
p44
■投稿 第592回建設技術講習会に参加して(高知県高知市) 五洋建設株式会社四国支店室津港防波堤工事事務所
森田  大
p46
  • オフサイドトーク/p18>
  • 地方協会活動〜取材レポート(1)〜/p52
  • 全建ニュース/p46

  • 詰碁・詰将棋/p43
  • お知らせ/p54
  • 編集後記/p58

  • メンテナンスのポイント/p47
  • 全建委員会報告/p55
  •  

  • 地区連の頁─東京─/p48
  • Dr.クマの“健康のヒント”/p55
  •  

<表紙写真>土器川中〜下流域(香川県丸亀市飯山町上空より下流域を望む)
 土器川が貫流する丸亀平野(讃岐平野)は、丸亀市をはじめとする3市4町を擁し、高松自動車道、JR予讃線、JR土讃線、高松琴平電鉄琴平線、国道11号、32号等の基幹交通施設に加え、本州四国連絡橋の一つである瀬戸大橋が開通するなど、四国における交通の要衝となっている。地域は温暖な気候に恵まれ、水稲や畑作を中心とする田園地帯が広がり、臨海部には坂出・中讃工業地域が拡がり、第二次産業の集積が見られるなど、この地域における社会・経済・文化の基盤をなしている。

提供:国土交通省 四国地方整備局 香川河川国道事務所
次回特集/「社会資本の戦略的な維持管理・更新」の予定です。
■VOL.57 2013年7月号 社会資本の戦略的な維持管理・更新〜公共施設等のアセットマネジメントの推進〜 UP ▲
■巻頭言 安心の確立・成長の実現・自立自尊の埼玉へ(PDF 176KB) 埼玉県知事
上田 清司
p2
■特別企画〜インタビュー〜 家田 仁委員長に聞く 本格的なメンテナンス時代に向けたインフラ政策の総合的な充実
〜キックオフ「メンテナンス政策元年」〜について

(PDF 314KB)
東京大学大学院工学系研究科社会基盤学専攻教授
家田   仁
p4
■特集 社会資本の戦略的な維持管理・更新〜公共施設等のアセットマネジメントの推進〜 今後の社会資本の維持管理・更新のあり方について(中間答申)
○本格的なメンテナンス時代に向けたインフラ政策の総合的な充実
国土交通省総合政策局公共事業企画調整課
大場 慎治
p8
下水道の戦略的な維持管理・更新への取組み
○持続可能な下水道事業に向けて
国土交通省水管理・国土保全局下水道部下水道事業課
樽井 史朗
p13
道路の維持管理・更新に係る取り組みについて
○道路ストックの適切な維持管理に向けて
国土交通省道路局国道・防災課
中野  崇
p18
港湾施設の維持管理について
○港湾施設の適切な維持管理とライフサイクルコスト縮減に向けて
国土交通省港湾局技術企画課
遠藤 直樹
p21
空港における維持管理等に係る検討状況について
○今後の空港施設の維持管理・更新の取り組み
国土交通省航空局安全部空港安全・保安対策課
東小野 龍二
p25
戦略的な維持管理を推進する河川の点検・巡視システムの事例
○より効果的・効率的で管理水準の高い維持管理を目指して
国土交通省九州地方整備局河川部河川管理課
竹下 真治
p29
千葉市営住宅長寿命化・再整備計画について
○団地の再編・用地売却益で建替事業を推進
千葉市都市局建築部住宅整備課
池田 典夫
p33
■土木史(戦国武将と土木力(4)) 郷土に尽くした先駆者たち
成富兵庫茂安、大梶七兵衛、川村孫兵衛重吉
一般財団法人全国建設研修センター事業推進室
緒方 英樹
p36
■行政情報 「公共工事等における新技術活用システム」の平成24年度活用状況について  
 
p40
■会計検査情報 会計検査の指摘事例とその解説(32) 元会計検査院国土交通統括検査室
市川 啓次郎
p42
  • オフサイドトーク/p45
  • Dr.クマの“健康のヒント”/p55

  • 地区連の頁─中国─/p46
  • 建設系公務員賠償責任保険制度についてのQ&A/p56
  • メンテナンスのポイント/p52
  •  

  • 全建委員会報告/p53
  • 教養・育児図書の割引斡旋/p57

  • 全建ニュース/p54
  • 編集後記/p60

  • 詰碁・詰将棋/p54
  •  

<表紙写真>白岩堰堤砂防施設(富山県富山市、中新川郡立山町)
 常願寺川流域における土砂災害を未然に防ぐため、常願寺川水源崩壊地における山腹及び河床の安定化を目的として築かれ、昭和14年(1939)着工から8年の歳月を経て竣工し、本堰堤の高さ63m、副堰堤も併せると108mの高さを誇る巨大砂防堰堤である。また、竣工後60年以上経過していることから、これまでの補修・補強対策を踏まえた本格的な老朽化対策が検討された。白岩砂防堰堤の抜本的な補強対策計画は平成4年度に基本方針が策定され、平成6年に右岸岩盤の一部が崩落し、水通し断面を圧迫したことを契機に実施方針の検討が進められ、平成8年度に「白岩砂防ダム保存対策委員会」で対策方針と右岸部、左岸部、中央部の施工優先順位が策定された。今なお富山平野を土砂災害から守り続ける国土保全施設として歴史的に価値が高く、大型機械を駆使した大規模構造物群からなる複合的砂防施設であり、近代砂防施設の一つの技術的到達点を示すものとして重要である。平成21年(2009)に、本堰堤、副堰堤、床固(第二副堰堤)及び方格枠が「白岩堰堤砂防施設」として、砂防施設では初となる国の重要文化財に指定された。

提供:国土交通省 北陸地方整備局
次回特集/「平成24年度表彰」の予定です。
■VOL.57 2013年8月号 平成24年度表彰 UP ▲
平成24年度表彰 巻頭グラビア(全建賞受賞事業)(PDF 2.1MB)    
表彰式・総会 挨拶(要旨)   p2
谷   口   賞   p4
谷口功労賞   p4
小   沢   賞   p5
全建功労賞   p7
全   建   賞   p14
平成24年度全建賞の審査を終えて 全建賞審査委員長
小澤 紀美子
p12
■所感 外挿による推論の危うさ
〜諫早湾干拓と海苔の被害を例として〜
一般社団法人全日本建設技術協会会長
松田 芳夫
p44
■寄稿〜第1回全建賞受賞事業〜 「石淵ダムが果たした役割とその意義」について
〜59年の歴史に幕。これまでの歴史を振り返る〜
国土交通省東北地方整備局北上川ダム統合管理事務所
西條 一彦
国土交通省東北地方整備局北上川ダム統合管理事務所
八重樫 弘
p46
  • 全建委員会報告/p49
  • 建設系公務員賠償責任保険のご案内/p52


  • 全建ニュース/p50
  • オフサイドトーク/p52


  • 詰碁・詰将棋/p51
  • Dr. クマの“健康のヒント”/p53

<表紙写真>川内川花火大会(鹿児島県薩摩川内市)
 川内川花火大会は、九州三大河川の一つである川内川の河川敷で行われ、毎年8月16日に開催されている。音楽と花火の共演が特徴であり、川を横断する1・の巨大ナイアガラとフィナーレの3000連発を目玉としている。今回の河川改修において、地元住民等と意見交換、住民協働の検討・整備を行い、護岸タイプを自然石や階段形式とすることなどで、花火大会等のイベントに利用できるスペースが確保された。また、河川敷は市民の憩いの空間として利用され、川舟遊覧など、新たなイベントなども計画されている。

提供:国土交通省 九州地方整備局 川内川河川事務所
次回特集/「災害に強い安全な国土づくり」の予定です。
■VOL.57 2013年9月号 災害に強い安全な国土づくり UP ▲
■巻頭言 「夢・希望・笑顔に満ちた“ 新生ふくしま”」を目指して
(PDF 158KB)
福島県知事
佐藤 雄平
p2
研究開発成果の社会実装 国土交通省XRAIN を例として
(PDF 165KB)
鹿児島大学地域防災教育研究センター特任教授
真木 雅之
p4
■特集 災害に強い安全な国土づくり 数値シミュレーションによる災害時の被害想定技術について
○想定外をなくすための取り組み
東京大学地震研究所巨大地震津波災害予測研究センター
田中 聖三
p6
南海トラフ巨大地震の被害想定について
○巨大地震、津波に対して「冷静に正しく恐れ、備える」
内閣府政策統括官(防災担当)付
中込  淳
p10
津波防災まちづくりの計画策定に係る指針について
○実効性のある津波防災対策の立案に向けて
国土交通省都市局街路交通施設課
大胡 賢一
p20
土砂災害に備えるための情報提供について
○土砂災害から身を守るために
山口県土木建築部砂防課
山根  智
p24
安全・安心な道路の構築、機能確保について
○南海トラフ巨大地震への備え
高知県土木部道路課
中島 俊彦
p27
高知県の海岸における陸閘の効果的な管理について
○安全・安心・確実な台風、津波対策に向けて
高知県土木部港湾・海岸課
西森 昭彦
p30
■土木史(戦国武将と土木力(5)) 武将たちの描いた夢とロマン 一般財団法人全国建設研修センター事業推進室
緒方 英樹
p33
■行政情報 関東地方整備局における技術系若手職員の育成について 国土交通省関東地方整備局企画部企画課
石倉 丈士
p37
■寄稿 安倍川における総合土砂管理の取り組み 国土交通省中部地方整備局静岡河川事務所
川上 哲広
p39
■寄稿〜第60回全建賞受賞事業〜 公営住宅「相馬井戸端長屋」について 福島県相馬市建設部建築課
寺内 祥人
p41
■寄稿 児童と考える地域の防災(DIG:災害図上訓練) 社会基盤メンテナンスエキスパート MEの会
岐阜大学社会資本アセットマネジメント技術研究センター

 
p44
■会計検査情報 会計検査の指摘事例とその解説(33) 元会計検査院国土交通統括検査室
市川 啓次郎
p47
■投稿〜取材レポート(2)〜 立山カルデラ 砂防施設の現地視察レポート(富山県立山町)  
 
p50
  • 詰碁・詰将棋/p13
  • メンテナンスのポイント/p58
  • Dr.クマの“健康のヒント”/p61

  • 地区連の頁─近畿─/p53
  • 全建ニュース/p59
  • 編集後記/p62

<表紙写真>尾原ダム(島根県雲南市)
 尾原ダムは島根県雲南市に位置し、島根県東部を流れる一級河川斐伊川水系斐伊川上流に建設された重力式コンクリートダムで、平成24(2012)年3月に完成し、全建賞を受賞した。昭和47(1972)年7月に発生した豪雨災害を契機に、斐伊川水系の治水対策事業として「斐伊川3点セット」と称され、上流部で志津見ダム(平成23年度完成)及び尾原ダムの建設、中流部で放水路整備と河川改修、下流部で大橋川改修と宍道湖・中海の護岸整備が流域一体となって進められており、尾原ダムはその一翼を担っている。治水対策に加えて、松江市など3市への上水道用水供給、ダム下流で利用されている既得取水の安定供給及び河川環境の保全の3つの目的を有する。ダムによって形成される湖は、地元公募によって、斐伊川で親しまれている花であるサクラと、斐伊川を舞台とした出雲神話の一つである八岐大蛇(やまたのおろち)退治伝説に因み「オロチをダムで鎮める」という思いを込め、「さくらおろち湖」と命名された。

提供:国土交通省 中国地方整備局 出雲河川事務所
次回特集/「建設分野における循環型社会の形成促進」の予定です。
■VOL.57 2013年10月号 建設分野における循環型社会の形成促進 UP ▲
■巻頭言 循環型社会の形成に向けて(PDF 164KB) 三重県知事
鈴木 英敬
p2
循環型社会を支える建設リサイクルの課題(PDF 154KB) 北海道大学大学院工学研究科特任教授(北海道大学 名誉教授)
古市  徹
p4
■特集 建設分野における循環型社会の形成促進 「建設リサイクル推進計画2008」に基づく、国土交通省の建設リサイクルの着実な推進に向けた取組み状況について
○関係者と連携した建設リサイクルの着実な推進
国土交通省総合政策局公共事業企画調整課環境・リサイクル企画室
山本 健司
p6
下水道資源利用の推進に向けて
○固形燃料と下水熱利用に見た資源利用の今後の展開
国土交通省水管理・国土保全局下水道部下水道企画課
安陪 達哉
p10
産業廃棄物業界における建設リサイクルに関する近年の動向と今後の課題
○一層のリサイクル推進を目指して
公益社団法人全国産業廃棄物連合会
三本  守
p14
建設副産物のリサイクル及び適正処理への取組みについて
○建設業界における建設リサイクル推進への取組みと今後の課題
一般社団法人日本建設業連合会
天川 紀子
p17
震災復興に関する建設資源の広域利用について
○建設発生土を活用した新たな復興支援の取り組み
横浜市環境創造局政策調整部技術監理課
 
p20
東松島市における東日本大震災に伴う災害廃棄物の迅速な処理方策と現状について
○安心と信頼の構築で迅速な処理
宮城県東松島市市民生活部
大友 利雅
p23
東日本大震災のがれき残渣・コンクリートがらを有効活用した技術の開発・実用化の状況
○被災地の早期復旧・復興を目指して
株式会社大林組生産技術本部技術第二部
坂 理紗
株式会社大林組生産技術本部技術第一部
新村 亮
p26
■所感 カーナビの地図 一般社団法人全日本建設技術協会会長
松田 芳夫
p30
■平成26年度 建設関係予算概算要求の概要  
 
p31
■土木史(戦国武将と土木力(6)) 戦国土木家の光と影 〜佐々成政・野中兼山〜 一般財団法人全国建設研修センター事業推進室
緒方 英樹
p47
■行政情報 福岡市の新技術の活用促進に向けた取組みについて 福岡市財政局技術監理部技術監理課
松尾 翔太
p51
■寄稿 8月9日洪水(御所ダムで既往最大)の検証について
〜短時間に計画流入量を超える洪水。その時の行動を振り返る〜
国土交通省東北地方整備局北上川ダム統合管理事務所
西條 一彦
p53
■投稿 第593回建設技術講習会に参加して(東京都北区) 新潟県上越地域振興局直江津港湾事務所 工務課
小松 俊智
p57
  • 地区連の頁─北海道─/p58
  • Dr.クマの“健康のヒント”/p64
  • 詰碁・詰将棋/p65

  • 全建委員会報告/p62
  • 全建ニュース/p65
  • 編集後記/p67

<表紙写真>2020年東京オリンピック開催決定 東京都庁特別ライトアップ
 先月、アルゼンチン・ブエノスアイレスで開催されたIOC(国際オリンピック委員会)総会にて、2020年オリンピック・パラリンピック競技大会の開催都市が東京に決定いたしました。
 これを受けて東京都庁第一本庁舎の8階から上の壁面及び43階から上の高層部(ツインタワー部)が4色(青、黄、緑、赤)にライトアップされました
(平成25年9月8日〜20日)。

次回特集/「戦略的国際展開と国際貢献の強化」の予定です。
■VOL.57 2013年11月号 戦略的国際展開と国際貢献の強化 UP ▲
■巻頭言 日本と北九州市の奇跡をアジア各地に拡げたい(PDF 178KB) 北九州市長
北橋 健治
p2
戦略的国際展開と国際貢献の強化を考えるうえで必要なこと
(PDF 210KB)
高知工科大学大学院社会システムマネジメントコース特任教授
高知工科大学総合研究所社会システムマネジメント研究センター長

草柳 俊二
p4
■特集 戦略的国際展開と国際貢献の強化 国土交通省におけるインフラ海外展開への取組みについて
○海外インフラシステム輸出の推進に向けて
国土交通省総合政策局海外プロジェクト推進課
西   修
p7
下水道分野の国際展開
○世界の水ビジネス市場に対して、本邦下水道技術の展開を目指して
国土交通省水管理・国土保全局下水道部下水道企画課
赤間 康一
p11
鉄道インフラのシステム輸出に向けて
○鉄道インフラのシステム輸出に関する国の取組み紹介
国土交通省鉄道局技術企画課車両工業企画室
鉄道国際戦略本部国際標準化推進室

中谷 誠志
p15
港湾関連産業の海外展開支援について
○港湾局が取組む海外展開支援について
国土交通省港湾局産業港湾課国際企画室
千葉 泰三
p19
政府の「インフラシステム輸出戦略」の推進に資する、研究フェーズからの取組み
○我が国の技術基準類の輸出について検討する
国土交通省国土技術政策総合研究所企画部国際研究推進室
瀧野 幹子
p23
横浜市の公民連携による国際技術協力(Y-PORT事業)について
○企業等の海外展開支援による横浜経済の活性化を目指して
横浜市政策局共創推進室国際技術協力課
中村 恭揚
p26
海外インフラ・パッケージ展開への取組み
○高速道路マネジメントシステムの海外展開
中日本高速道路株式会社関連事業本部海外事業部海外事業チーム
宮西 洋幸
p29
■土木史 近世城下町町人地の都市設計(大坂編) 日本大学理工学部まちづくり工学科准教授
阿部 貴弘
p32
■寄稿 「伝える」から「伝わる」へ 〜土木広報アクションプラン最終報告書について〜 公益社団法人土木学会土木広報アクションプラン小委員会
龍  尊子
p35
■会計検査情報 会計検査の指摘事例とその解説(34) 元会計検査院国土交通統括検査室
市川 啓次郎
p37
■投稿 第595回建設技術講習会に参加して(岐阜県岐阜市)
テーマ:官民連携による公共事業の新たな事業手法
宮城県土木部事業管理課
森川 昭仁
p40
■取材レポート 現地視察レポート(3)
〜完成間近の胆沢ダム・東日本大震災被災地を視察して〜
 
 
p41
■地区連の頁 -関東- ○震災対応に活躍する実験装置について 独立行政法人土木研究所企画部業務課
鈴木 勇喜
p44
○現場見学会の実施について 横浜市交通局施設課
上杉  知
p45
○商業施設をコンバージョンして芸術施設(美術館)に〜アーツ前橋〜 前橋市建設部建築住宅課
大舘  勉
前橋市政策部文化国際課
山本 卓哉
p46
○新幹線延伸に合わせたおもてなしのまちづくりについて 長野市都市整備部都市計画課
轟  邦明
p47
○つながりを大切にして 神奈川県県土整備局道路部道路管理課
竹森 秀朗
p48
○これまでを振り返って 水戸市下水道部下水道整備課
佐藤 誉幸
p49
  • 全建ニュース/p50
  • 詰碁・詰将棋/p50
  • Dr.クマの“健康のヒント”/p52
  • 編集後記/p53

<表紙写真>JR門司港駅(福岡県北九州市)
 明治24年に建てられた門司駅(現在の門司港駅)は大正3年に、現在の場所に立て替えられました。関門トンネルが開通するまで九州の鉄道の玄関口であり、対岸の下関駅との間に就航した関門連絡船との連絡中継駅として賑わいました。また、門司港駅のある北九州市は、昭和38年2月に旧五市(門司・小倉・八幡・若松・戸畑)が対等合併して誕生し、平成25年2月に市制50周年を迎えました。全建本部主催の建設技術講習会において、平成26年1月に第600回の記念大会が市制50周年を迎えた北九州市で開催される予定です。講習会と現場研修では門司港駅をはじめとした、高いデザイン水準をもつ北九州市のレトロな街並みを体感できると思います。会員のみなさまのご参加をお待ちしております。

次回特集/「快適な生活空間の実現」の予定です。
■VOL.57 2013年12月号 快適な生活空間の実現 UP ▲
■巻頭言 姫路駅周辺地区における快適なまちづくり(PDF 679KB) 姫路市長
石見 利勝
p2
新たなユニバーサル社会へ〜その仕組みと実効が問われる!〜
(PDF 329KB)
東洋大学ライフデザイン学部人間環境デザイン学科教授
高橋 儀平
p4
■特集 快適な生活空間の実現 バリアフリー施策の推進について
○バリアフリー法施行状況の検討結果を踏まえた今後の取組みの方向性
国土交通省総合政策局 安心生活政策課
東野 文人
p6
いつまでも安心して暮らせるあずましい住まいづくりについて
○高齢者と雪国に配慮した取組み
青森県弘前市財務部財産管理課
木村 勝康
p11
子育て・婚活定住促進団地を活用した快適な住宅建設の誘導について
○若者定住と地域の活性化を目指して
広島県安芸高田市建設部住宅政策課
青山  勝
p14
空き家建築物を活用した「名張市子どもセンター」の整備
○少子化社会の子育て環境づくりを目指して
三重県名張市都市整備部営繕住宅室
市井 清己
p17
複合整備によるまちづくりについて
○中心市街地のにぎわいと活力を目指して
栃木県大田原市建設部まちづくり推進課
奥村 昌美
p20
誰もが安心・快適に移動できる交通環境づくり
○バリアフリーのまちづくりについて
広島県廿日市市建設部都市・建築局都市計画課
向井 敏美
p23
多世代交流を実現する都市空間の整備について
○戸畑C街区を中心とした戸畑区役所周辺の整備
北九州市建築都市局計画部事業調整課
森永 修一
p26
■所感 情報のデジタル化と原資料 一般社団法人全日本建設技術協会会長
松田 芳夫
p29
■土木史(戦国武将と土木力(7)) 宣教師ルイス・フロイスの見た戦国の覇王像 一般財団法人全国建設研修センター事業推進室
緒方 英樹
p30
■行政情報 福岡市における公共工事安全推進の取組みについて 福岡市財政局技術監理部技術監理課
安武 四朗
p34
■寄稿 土木行政の魅せ方を考える 〜情報誌『DOBOKU』制作の取組み〜 北九州市建設局総務部事業調整課
大部 俊介
p36
■投稿 第597回建設技術講習会に参加して(新潟県新潟市) 新潟市水道局技術部中央事業所維持管理課
前谷 広太
p39
■地区連の頁 -北陸- ○道路ストック総点検
 〜点検技術向上に向けた自治体支援の取組みについて〜
国土交通省北陸地方整備局道路部道路管理課
池田 明寛
p40
○下新川海岸 平成20年高波災害の対策事業について 国土交通省北陸地方整備局黒部河川事務所調査課
北川 正良
p41
○都市計画道路温泉中央南線街路事業について 石川県土木部都市計画課
久保田 晃生
p42
○新潟市建設技術協会女性部について 新潟市建築部建築行政課
樋口 恭子
p43
○高岡駅周辺整備事業について 高岡市都市整備部駅周辺・新幹線対策課
戸田 泰之
p44
○県営住宅整備事業を通して学んだこと 新潟県土木部都市局建築住宅課
須藤 浩志
p45
  • 全建ニュース/p46
  • 詰碁・詰将棋/p47
  • Dr.クマの“健康のヒント”/p50
  • 年間総合目録/p51
  • 編集後記/p54

<表紙写真>姫路城と姫路市立美術館のライトアップ(兵庫県姫路市)
 姫路城は平成5年に法隆寺とともに国内初の世界文化遺産に登録され、今年で登録から20周年を迎えました。美的完成度が我が国の木造建築の最高の位置にあり、世界的にも他に類のない優れたものであること等が評価されています。姫路城の東隣にある美術館は、戦前は陸軍の施設として、戦後は姫路市役所として長く使われ、1983年に美術館として開館しました。クラシックな外観が白いお城との美しいコントラストを見せており、落ち着いたたたずまいをかもしだしています。夜間はお城とともにライトアップされ、昼間と異なった景観を見せています。また、敷地内には彫刻などが配置され、散策しながら、芸術鑑賞を楽しむことができます。

提供:姫路市
次回特集/「新技術の利活用及び技術開発の強化」の予定です。

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