■第590回建設技術講習会(上水道行政の課題・下水道行政の課題) | 〜開催について |
1 中央雨水ポンプ場
………………………………………………………………………………………………………………千葉市中央区
![]() 浸水対策としては、これまで河川へ放流していた雨水を中央雨水1号貯留幹線へ取水し、中央雨水ポンプ場より東京湾へ強制排水することで、浸水被害の軽減を図っている。また、合流改善対策としては、ポンプ場に、雨水滞水池を併設しており、降雨初期の未処理下水を一時貯留し、降雨終了後に浄化センターへ送水して処理した後に東京湾へ放流することで、河川や海域の水質改善も図っている。 <施設概要> ・集水区域:376ha ・排水能力:7.25m3/秒 ・雨水滞水池容量:約17,000m3 ・総事業費:約172億円(用地費含) ・施工方法(地下部分)ニューマチックケーソン工法 ※中央雨水1号貯留幹線 ・管径:5,250mm ・延長:5,113m ・貯留容量:約80,000m3 |
2 印旛沼流域下水道 花見川終末処理場
………………………………………………………………………………………………………………千葉市美浜区
![]() 印旛沼流域下水道は、13市町の生活排水や工場排水を、千葉市美浜区磯辺の「花見川終末処理場」と、千葉市美浜区豊砂と習志野市芝園にまたがる「花見川第二終末処理場」とで処理している。花見川終末処理場は昭和49年4月に、花見川第二終末処理場は平成6年6月にそれぞれ供用開始した。 <印旛沼流域下水道の概要> ・処理面積:16,502.65ha ・処理地域:13市町・処理区域内人口:約1,307千人 ・管渠延長:168.0km ・処理方式:標準活性汚泥法他 |
3 ちば野菊の里浄水場
…………………………………………………………………………………………………………………松戸市栗山
![]() 【新浄水場の概要】 (1)敷地面積:12.5ha (2)施設能力:60,000m3/日 (3)給水区域:東葛飾・葛南地域 (旧古ヶ崎浄水場給水区域に加え、栗山浄水場給水区域へもブレンドして給水) (4)施設整備の主な基本方針 ・高度浄水処理による安全でおいしい水の供給 ・太陽光発電によるクリーンエネルギーの導入 ・バリアフリー化の導入 ・県民が利用できる配水池上部の利用 |