■第502回建設技術講習会(リスク及び危機管理)〜現場研修の概要


第502回建設技術講習会 現場研修事業の概要

1 びわこ地球市民の森………………………………………………守山市今浜町・水保町・洲本町地内
 植栽基盤を含む公園施設は県で整備し、植樹については木陰となる木や施設周辺の植樹などを除き、県民等によるボランティアにより、苗木を中心に植樹していく計画です。
 施設整備については国土交通省が地球温暖化対策の観点から都市公園事業で制度化した「平成の森づくり事業」により平成12年度から事業を進めている。
 平成13年度末で「つどいのゾーン」の整備をほぼ終え、平成14年度から「ふれあいゾーン」を整備しています。

2 琵琶湖流域下水道湖南中部浄化センター…………………………………………………草津市矢橋町
 琵琶湖の水は、琵琶湖周辺のみならず京阪神地域の貴重な水資源として大半をまかなっている。
 湖南中部浄化センターでは、琵琶湖の富栄養価の原因物質である窒素とリンをできるだけ除去する「高度処理」を行っている。
 また、下水処理によって生じる汚泥は、最終的に溶融スラグ化により減容化、安定化して、建設資材等への有効利用を図っており、処理した水や汚泥ともできるだけ周囲の自然環境に負担にならないよう努めている。

3 第二名神高速道路(エコ&テクノロード)……………………………………甲賀市信楽町地内
 第二名神高速道路は、「ゆとりある構造」、「安全性の確保」、「沿道環境の保全」などに重点がおかれ建設中である。
 特に、甲南トンネル周辺では、自然景観や生態系の再生をめざし、表情豊かな川づくりや周辺との馴染みを考慮した法面づくり、また、動植物に配慮した計画を実施している。
 それらの取り組みを総称し、「エコ&テクノロード」と呼びます。



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