■第490回建設技術講習会(コスト構造改革と工事積算(土木・建築))〜現場研修の概要


第490回建設技術講習会 現場研修事業の概要について

1 福島県消防学校改築整備事業(福島県消防学校)……………福島市荒井字仲沢7番地
 福島県消防学校は、消防組織法第26条の規程に基づき設置されることとされ、県内の消防職員、消防団員又は民間の自主防災組織等の構成員に対して消防防災に関する教育訓練を行う施設です。
 現在、改築整備事業を進めており、これまで管理教育棟、宿泊棟、体育館・屋内訓練場及び水難訓練場等が完成しています。平成16年度が最終年度で、消防訓練棟、車庫棟及び放水訓練施設等を整備する予定です。
(沿革)○昭和30年福島市太平寺に開設
○昭和46年福島市荒井へ移転
○平成7年改築整備事業開始
○平成17年3月改築整備事業完成予定

2 不動沢橋(磐梯吾妻スカイライン)……………福島県福島市町庭坂地先
 不動沢橋は、磐梯吾妻スカイラインのつばくろ谷に架かる橋長170mの橋(鋼上路式ローゼ桁橋)です。旧不動沢橋が老朽化したため平成12年に架けなおされました。

3 十六橋水門改修工事(猪苗代湖)……………福島県耶麻郡猪苗代町大字翁沢地先
 猪苗代湖の水は、湖の西側にある会津盆地を通って阿賀野川となり日本海に流れています。安積疏水では奥羽山脈を越えて湖水を東側に流すことから、湖の東側にある戸の口に十六橋制水門を建設し、湖の水位を保ちつつ取水するしくみになっています。建設にあたっては、全国でも指折りの石組みの名人を招いてつくられた眼鏡橋で、安積疏水の名所となっています。

4 あぶくま高原自動車道建設7・8工区事業
……………福島県石川郡平田村上蓬田地先〜田村郡小野町小野新町地先
 「あぶくま高原道路」は、「東北自動車道」矢吹ICと「磐越自動車道」小野ICとを結ぶ延長約35kmの自動車専用道路です。平成14年9月までに矢吹I.Cから福島空港I.C間(L=13.6km)は開通しており、平田I.Cから小野I.C間(7・8工区 L=8.5km)は、平成16年度開通を目指し、工事を進めている。福島空港I.Cから平田I.C間(約14km)は、早期の事業着手を目指し測量、調査等を行っている。


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